青幻舎 新刊予告

招福の美−めでた尽くし 

2月下旬発売予定


長寿と繁栄を祝う吉祥のシンボル。
国内より選りすぐった絵画・工芸品の数々。
洗練された美の魅力を幅広いジャンルにより紹介。

古来より日本人は平和や幸せが続くことを願ってきました。
人々の幸せを願い、祝う気持ちは、年中行事や神事祭礼として、
いまも脈々と日々の生活のなかに受け継がれています。
本書は、繊細な美意識により生み出された様々な美術工芸品のなかから、
吉祥というおめでたいモティーフを全国の美術館、博物館より収集し、
絵画・屏風、浮世絵・陶磁など、幅広いジャンルから紹介するものです。

解説:狩野博幸
編集:濱田正義
デザイン:谷平理映子

◆判型:A5判 ◆240頁 ◆並製
◆予価:2,940円(本体2,800円+税)
◆ISBN 978-4-86152-237-6 C2072




ご予約はこちら
 



藤田嗣治(ちいさな美術館シリーズ) 

1月下旬発売予定


描写の画家 レオナール・フジタ

フジタという表現者は、よくよく「描写」の画家である。
ポストカードサイズに納められた作品写真を見ると、
いっそうその印象を強くする。
彼はたいへんな近眼で、カンヴァス間近に顔を寄せて描いていたといわれるように、全体を見ながら構図を調整したのではなく、細部の描写への没入がつながって全体として仕上がったというべきだろう。
油彩による画面に、素描、写真、版画、染織品、陶器などが
「画中画」のように緻密に描きこまれている。

1920年代から最晩年まで繰り返し描いた自画像の身のまわりの品々(愛用の絵筆や喫 煙具)、猫の魅力を集約したようなピンと伸びたひげ、ふかふかした毛並みや肉球、 乳白色の裸婦や肖像を彩る西洋更紗の布模様やチュール、人物の背景に配された平皿 や版画。
それらの多くは、彼が世界各地の旅先やパリの蚤の市などで実際に収集した古今東西の職人仕事であり、彼はそれを自らの本業というべき絵画制作に丁寧に、執拗に刻印していったのである。

フジタ絵画の魅力は、細部に宿っている。

林 洋子(美術史研究・美術評論) −序文より抜粋−

◆判型:A6判 ◆32葉 ◆ポストカードブック
◆予価:1,260円(本体1,200円+税)
◆ISBN 978-4-86152-234-5 C0071




ご予約はこちら
 



秘境 SACRED PLACES 

2月上旬発売予定


ネバダ州の砂漠の真ん中、エチオピアのミレニアム、エジプトの皆既日食、
後楽園ホールのリングマット、北朝鮮。あるいは、・・・・・。
底無しの好奇心とバイタリティを持つ二人が、
国籍に時代、ジャンルを度外視し、走り続けた軌跡。

2人が走り続けた舞台は、メジャー、アンダー隔たりなく文化に貢献し、
伝え、惜しまれながらこの8月で33年間の歴史に終止符をうった月刊誌、
STUDIOVOICE。
そこで05年から09年までの4年間に渡って訪れた、数にして44カ所の“秘境”。
もともと儚いまやかしだったことが明らかになり、価値体系が音を立てて崩れる
最中の現代。誰もが普通に明日、路頭に迷うかもしれない健全な乱世。
この一冊はそれを、面白さで腹を抱えている間に、フト気がついたら乗り切って いるための、一つのモデル・ケースかもしれない。

写 真:グレート・ザ!歌舞伎町
 文  :有太マン
アートディレクション:小辻雅史

◆判型:A4判 ◆約160頁◆並製
◆予価:3,990円(本体3,800円+税)
◆ISBN:978-4-86152-213-0 C0072




ご予約はこちら