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山口晃 平等院・襖絵特別公開、美術館「えき」KYOTOで個展が同時開催中!

2012.11.21 編集部

11/3、平等院塔頭の養林庵書院に山口晃さんによる襖絵が奉納されました。
地元京都新聞をはじめ、各メディアで大きく取り上げられています。


<11/4付 京都新聞>


 現代美術を代表する画家山口晃さん(43)=東京都=が3日、宇治市の平等院塔頭・養林庵書院(重要文化財)に襖絵14面を奉納した。狩野派絵師の障壁画が残る空間に、現代風の来迎を墨で緻密に描いた山口さんの襖絵が並んだ。書院の特別公開がこの日始まり、美術ファンらが時代を超えて響き合う絵画の世界を楽しんだ。

 同書院は通常非公開で、山口さんの襖絵は狩野派障壁画の間へ連なる部屋に飾られた。和風屋根の機関車に乗り、近江からあの世の入り口の京都駅、さらに極楽・宇治へ向かう様子や和風建築と融合した京都タワーなどを表現。

―京都新聞記事一部抜粋―



養林庵書院は桃山時代の遺構。狩野派一門による障壁画を有することで知られています。山口さんの襖絵が納められたのは、そのすぐ隣の間。時空を超えた共演が話題になるのは無論のことで、そのうえ時空を超えた世界観を描く山口さんの襖絵の美事に、訪れた人が皆感嘆の声をあげています。
平等院のご本尊である阿弥陀如来を題材にしながらも、空には駆ける蒸気機関車、中央には聳え立つ京都タワーと、山口さんでしか成しえない奇想性にあふれています。
現在、国宝の鳳凰堂は修理中ですが、襖絵をひとめ見ようと多くの拝観者が後を絶たないとのこと。

また、襖絵奉納記念として、美術館「えき」KYOTOでは山口晃展が開催中です。
ドローイング、油絵や立体作品、五木寛之さん著「親鸞」の挿画など、山口さんの作品が大集結しています。
加えて、このタイミングで山口さん8年ぶりの作品集「山口晃 大画面作品集」(青幻舎)が発刊の運びとなりました。
11/24には会場先行発売を記念してサイン会が予定され、事前予約だけで700冊にのぼるという状況。当日は大賑わいになること必至でしょう。(全国書店への発売は12月上旬予定です)



平等院は京都駅からのアクセスもよく、美術館「えき」と合わせての拝観にも便利です。
襖絵公開、個展、いずれも12月2日まで。紅葉ハイシーズンのこの時期、最高の京都旅行が楽しめるのではないでしょうか。
京都の秋は朝夕と厳しく冷え込みますので、どうぞ暖かい格好でお出かけください。(kawa)

公開情報など、下記ご参照ください。
平等院HP http://www.byodoin.or.jp/
JR京都伊勢丹HP(美術館えき) http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html

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