スタッフブログ

広告業界のトップが勢ぞろい!「クリエイターズ・トーク」

2012.12.07 編集部

今年7月に発売した「クリエイターズ・トーク」。
カバーにはズラリ、トップクリエイターの名前が並びます。
広告業界に関心のある方なら、中身が気になって仕方ないラインナップのはず!
長年にわたり最前線を走り続ける彼らの活動がたっぷり詰まった一冊を、改めてご紹介します。



登場クリエイターは――佐藤可士和(SAMURAI) / 箭内道彦 / 葛西薫(サン・アド)/ 澤本嘉光(電通) / 中治信博+山崎隆明(ワトソン・クリック) / 福里真一(ワンスカイ) / 麻生哲朗(TUGBOAT) / 谷山雅計(谷山広告) / 中島信也(東北新社) / 伊藤直樹(PARTY) / 前田知巳(フューチャーテクスト) / 大貫卓也(大貫デザイン) / 佐々木宏(シンガタ) ※敬称略、登場順


そして編者は「広告批評」元編集長の天野祐吉さん。天野さんは、本書冒頭で下記のように書かれています。

世の中を変えるのは、クリエイティブな力です。
すぐれた芸術を生み出してきたのも、クルマやコンピュータをつくり出してきたのも、人間のクリエイティブな力であり、それが世の中を動かし、変えてきました。
ところが、「クリエイティブとは何か」と正面切って聞かれると、誰もがたじろいでしまう。(中略)――
 が、答えはごく身近なところにあります。広告の中です。すぐれた広告には、クリエイティブな発想や表現の、身近で具体的な例がゴロゴロしている。アインシュタインやレオナルド・ダ・ヴィンチの場合ほど高邁でなくても、例がビールやカップ麺ですから、とにかくわかりやすいし、面白い。
 ですから、広告にかぎらず、学問の面でも、仕事の面でも、恋愛の面でも、クリエイティブな発想や方法を身につけようと思ったら、すぐれた広告に学ぶのがいちばんてっとり早い。こんないい教材は、ほかにはちょっと見当たりません。――



本書は、2011年1月〜12年1月、東大情報学環・福武ホールで行われた全12回の連続講義を採録したものです。天野さんを聞き手に毎回クリエイターをむかえ、 具体的な制作物に即しながら広告の裏側を明かしていきます。

どんな考えで、どんなふうに広告をつくっているのか。13人からクリエイティブな発想と方法を聞き出しました。
また今回の刊行にあたって、クリエイティブディレクター佐々木宏さんのインタビューも収録しています。
合計14人。彼らがつくったと知らずとも、街中のポスターやテレビコマーシャルなど、日常でいつの間にか目にしている広告の制作秘話が満載なのです。
 
たとえば…
ソフトバンクの「お父さん犬」
タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE」
キンチョーの「タンスにゴンゴン」
トヨタの「こども店長」
富士フイルムの「お正月を写そう」
JR東海の「そうだ、京都、行こう。」………ほんの一部ですが、聞き覚えのある方は多いのでは。
 
彼らはマス広告のみならず、企業戦略のデザインや、商品のブランディングなども行います。
そうしてつくられた広告や商品は、私たちの生活に入り込み、大きな影響を与えてきました。そして暮らしが変わっていく――まさに、天野さんの言葉通りです。
 
それにしても、昨今つくり手である彼らの姿を表舞台で目にすることの多いこと。
バラエティ番組のコメンテイタ―に、ひいてはMCへの起用まで。彼らの求心力をマスコミも視聴者も注目している証拠です。
広告をつくる仕事こそ、求心力の見せどころ。ビジョンを練り、制作スタッフをまとめ、消費者の目をひきつける、彼らのクリエイティブな力が光ります。
 
11/28(日)NHKで放送された「ディープピープル」に、箭内道彦さん、澤本嘉光さん、山崎隆明さんが出演されました。
テレビ番組の間に流れるCMは、多くの人にとって「つまらないもの」「トイレに行く時間」という認識。CMが面白くなればトイレに行けなくなるかも、という話題でクリエイティブ談義は結ばれました。
クリエイターたちの活躍が高まれば高まるほど、ますます広告から目が離せなくなります。


クリエイターズ・トーク

↑TOPへ戻る