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国立国際美術館、宮永愛子展
公式カタログ「空中空」が発売!

2012.12.10 編集部

大阪・国立国際美術館で開催中の「宮永愛子 空中空(なかそら)」展。
いよいよ公式カタログ(宮永さんの初の作品集)が発売となりました。



日用品をナフタリンでかたどったオブジェ、塩を使ったインスタレーションなど、時間とともにうつりゆく様を見せる宮永さんの作品。
本展覧会では、まず最初に「透き間」という作品が展示されています。携帯電話や弁当箱、歯ブラシやペットボトルなど、誰もが一度は手にしたことのある日用品が18mものケースの中に並びます。
これらは、宮永さんが数ある作品の中から(靴や時計、バッグなど象徴的なものも多い中)、生活の一部としてより身近な存在を選ばれたとのこと。
かたちあるものは変わりゆく――そんなイメージを、鑑賞者は自らの日常に落とし込みながら、次の展示へと歩みを進めます。


<出品作品:なかそら―透き間―>

一見氷のようにも見える宮永さんの作品は、「消えてゆくもの」「儚いもの」と言われることが多いとか。
その一方で、時とともに結晶が形成されていく作品も。それが次に続く「はしご」という作品。
会場の奥へと進む度、意外な出会いや発見が仕掛けられているのです。
さてその先は……
会期は12/24まで。国立国際美術館、そして作品集でお楽しみください。
展示会場は撮影自由。変わりゆく作品の、ほんの一瞬をカメラにとらえて持ち帰れるのも、本展覧会の楽しみの一つです。

さらにもう一つ、情報を。
今回、50部限定でオリジナル作品つきの特装版も発売しています。
樹脂にとじ込められたのは、ナフタリンで象られたパズルのピース。
シールを剥がすと小さな穴から空気が入り込み、刻々と変化する仕組み。ナフタリンが消えゆき、やがてはパズルの痕跡だけが残ります。
シールをいつ剥がすのか、手にした人にのみ作品の行方が委ねられます。
限定品ですので、気になる方はお早目にお問合せください。



●「なかそら―空中空―」展
会期:2012年10月13日(土)~12月24日(月・祝)
会場:国立国際美術館
詳細はこちら→http://www.nmao.go.jp/index.html

作品集「空中空(なかそら)」
寄稿文:建畠晢・福岡伸一
アートディレクション:豊永政史

 

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