prism  大和田良

◆定価:本体2,800円+消費税  部 
 


次代を担う若手として今最も注目をあつめるフォトグラファー・大和田良。
海外でも賞賛された”World of ROUNDD”ほか、満を持してのデビュー作。


日本で制作を行いながら発表のほとんどを海外のギャラリー美術館に委ねてきた
大和田良の初の作品集。
瞑想・曼荼羅を想起させる意欲的なシリーズ”World of ROUND”のほか、
柔らかな光で映し出される風景や、女性咲き誇りまたは朽ちかけた花々など、
それらは軽やかなスナップショットのようでいて、緻密に計算された美に
貫かれている。
そこに在るのは体験や記憶に基づく彼自身の世界観であり、
一方でルールに捕われまいとするその姿勢は、
まさに写真家大和田の思想がこの一冊に集約されているといえるだろう。
「re Generation 50 Photographers of tomorrow」のメンバーにも
選出されている注目の若手。

今春ビームスギャラリーでの個展にあわせて刊行。
http://www.ryoohwada.com/
◆判型:A4 ケース入 ◆総頁:88頁 ◆アートディレクション 中島英樹 ◆定価:2,940円(本体2,800円+消費税)
◆ISBN 978-4-86152-109-6 C0072



● 書評掲載 ●
『prism』大和田 良写真集  

スイス・エリゼ美術館による'今後20年以内に名を残すであろう写真家50人'に名前が挙がった若手写真家から、初めての作品集が届いた。
柔らかな風景が鋭い感受性によって写し出される。曼荼羅(まんだら)を思わせるコラージュが作品集の透明度を上げる。
撮影することで世界を反射させ、私たちが暮らす美しい場所を再確認させる。タイトルから、そんな思いが伝わる。


―2007年6月25日(月) 産経新聞 読書欄




さりげない美 切り取る    

さまざまに変化する光の一瞬を切り取る写真。どの光を選んで見せるかは撮影者の感性である。 仙台市出身の写真家大和田良さん(28)の感性は、よく研いだカミソリのように鋭く、そしてみずみずしい。
処女写真集「prism」には、東京工芸大大学院に在学していた5年前から続く「World of ROUND」「prism」、近作が中心の「Portrait」のシリーズから、代表品が収録されている。

海外での評価が高く、米国やイタリア、ドイツなどでの活動が多い。「World〜」はその契機となったシリーズだ。ネガフィルムで撮影した風景をデジタル処理し、自身の心が感じ取った美を万華鏡のようにシンメトリーな世界として再構築した。「prism」「Portrait」の目線は、より日常的だ。身近な風景や生活の中に、さりげない美を見つけ出す。 ビルの窓辺に置かれた赤いバラの一輪挿し、透明なカプセルを積み重ねたような現代都市の夜景、雑然とした自室で熱く語る研究者…。抑圧された構図と透明感のある光、撮影者が提示する色彩が爽快だ。

撮影という行為について「いつどこで見たのかも思い出せないけれど、なにかの時点でフラッシバックするような、何となく心に残っている美しい一瞬。それをコレクションしているような感覚」と表現する。
「冷たく静かで、ひそやかに存在する美しさのようなものを作りあげることが出来ればと思う」と言う。自分たちの目に映っている物はこれほど美しかったのか、と思わされる。

―2007年6月25日(月) 河北新報『東北の本棚』




若手フォトグラファー大和田良さん 初の写真集「prism」発行

「明日の有望写真家50人」(スイス国立エリゼ美術館主催)に選ばれ、若手フォトグラファーとして活躍する、大和田良さん(28)=東京都目黒区=の初めての写真集「prism(プリズム)」が発行された。

大和田さんは仙台市出身。東京工芸大大学院芸術学研究科修了。大学三年のとき、デジタルカメラの知識人に出会ったことで、それまでに撮っていた写真の可能性を一気に広げた。一般にはシャッターを押さない風景や場面の中にテーマを見つけ、印象的な部分をデジタル加工して誇張、アート的に仕上げている。

2003年にコニカミノルタフォトプレミオ、04年にニコンユーナ21など受賞。05年には芸術家の道を歩む学生、院生、卒業生ら若者を対象に、エリゼ美術館が主催する「明日の有望写真家50人」に選ばれた。
発表の多くは外国の写真家と海外ギャラリー、美術館で開いてきたが今年5月、1年半ぶりに本格個展を東京で開いた。

写真集には深い森の中に差し込むつややかな光や、咲き誇り枯れていくベルベットのような赤いバラなど風景や静物、花を主題にした60点を収録した。
大和田さんは本社のインタビューに対し「活動を1冊にまとめてリセットされた思い。今、内からの変化を自分自身で感じている。プリズムからさらに進化したものが届けられる予感がする」と語っている。(宮坂早苗)


―2007年6月2日(土)長野日報




● 関連情報 ●
reGeneration(リジェネレーション)  

世界的に有名なエリゼ美術館のキュレーターたちが、世界中から集まった何百人の候補から50人の若手写真家を選び出した。世界の写真の水準と動向が見える必携版。


「リジェネレーション:将来を担う50人の写真家たち2005-2025」展カタログ
◆定価:3885円(税込) ◆232x270mm ◆224頁 ◆並製

赤々舎HP  http://www.akaaka.com/







SNAP-SHOT  


120円から買える新しいPhotoカードコレクション「SNAP-SHOT」
大和田良さんの作品もお買い求めいただけます。全国100店舗以上の有名雑貨店で好評発売中です!

http://www.snap-shot.biz/


ex-chamber museum

BEAMSでの個展「 Strings of Life 」のレビューが紹介されています。

http://ex-chamber.seesaa.net/article/41228292.html