株式会社青幻舎Seigensha Art Publishing, Inc.
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高度な技術をもつ「部長」石澤彰一が、手芸の経験をもたない「男前部員」と結成した「押忍!手芸部」。手芸の技術やルールより、個人のつくりたい気持ちやつくるたのしさを 尊重する「押忍!手芸部」の伸びやかな活動を、人や場との出会いを表現の出発点にしてデザイン・アート・音楽・イベントプデュースなどジャンルレスに活躍する豊嶋秀樹が読み解きます。 効率や分かりやすさを優先し、創作活動にまでマニュアルを求めたり、 つくるものに対して理由や評価の基準を定めたりしていませんか。 ものづくりに当たり前のように横たわる既成概念を鮮やかに覆す、 部長、部員の作品や活動をとおして、ものづくりのゆたかな源泉をおさめます。
石澤彰一(押忍!手芸部・部長)
1963年、東京生まれ。文化服装学院デザイン専攻科卒業後、フリーランスデザイナーとして渡仏。日本の企業に企画やデザインを提供し、帰国後は衣装、アクセサリー、グラスデザインを手がける。1994年にワイズ・ビスに入社。iwishデザイナーとして企画デザインに携わり、以後も様々な会社で企画デザイン、アートディレクションを手がける。1998年、有限会社ウルトラタマを設立。ファッション、雑貨、インテリア等のデザイン、プロデュースを行う。東京コレクションにて「SHOICHI ISHIZAWA / ULTRA TAMA」を発表。 2003年、手芸が出来ない男前部員を集め「押忍!手芸部」を結成。技術やルールにとらわれず個性を重視した「部活」を通して、新たな価値観を提案する試みが注目されている。
豊嶋秀樹
1971年、大阪生まれ。サンフランシスコ・アート・インスティチュート卒業し、1998年より「graf」メンバーとして生活全般に関わるデザイン、ものづくりを行う。2001年、チェルシー・カレッジ・オブ・アート・デザイン修了。2003年よりオルタナティブスペース「graf media gm」の企画制作を担当。金沢21世紀美術館主催の奈良美智展「Moonlight Serenade —月夜曲」(2006年)において、YNGメンバーの1人として展示やプログラム運営に参加。 現在は「gm projects」のメンバーとして活動。作品制作から空間構成、ワークショップ、イベント企画など、多様で柔軟な表現活動が注目される。