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コンテンポラリーアート

山口晃 大画面作品集

The Big Picture  Akira  Yamaguchi

A collection of exquisitely realized paintings, including examples of mixed-period ‘rakuchū rakugai-zu’ paintings of city scenes, and new works of ‘fusuma’ sliding door painting for Byōdōin Temple, ‘musha-e’ samurai fight scenes and various sketches.
Long awaited, this is the first collection of Yamaguchi’s work in eight years.
While focusing on the true painterly expressiveness that is Yamaguchi’s forte, this groundbreaking new collection also presents his tearoom-parody objets d’art, and his self-produced exhibitions that act as warning signals to the world of contemporary art, thereby providing an excellent overview of the multi-layered thought of Akira Yamaguchi.

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圧倒的超絶技巧による時空混在の洛中洛外図、新作の平等院襖絵、武者絵、素描などを収録。8年ぶり、待望の最新作品集。
真骨頂の絵画表現とともに、見立て茶室のオブジェ、現代アートに警笛を鳴らす
独自開催展覧会〈山愚痴屋澱エンナーレ〉まで、山口晃の複層的思考を網羅した画期的画集。付:自作解題

寄稿:椹木野衣(美術評論家)、ジョン・カーペンター(メトロポリタン美術館キュレーター)
デザイン:塚原敬史

展覧会情報
横浜そごう美術館 2013年4月20日(月)~5月19日(日) 
新潟市美術館   2013年7月27日(土)~9月29日(日)

館林美術館    2013年10月12日(日)~2014年1月13日(月)

The Big Picture
Akira  Yamaguchi

□ format : 300×225×20mm
□ binding : softcover
□ page : 236 pages(color)

Special online price:
3,800 yen (JPY)
Price with shipping included as follows:

Order Information
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山口晃 大画面作品集

サイン本はこちらから

□判型:A4判型
□ 総頁:236頁(観音6カ所)



□ 並製

□ ISBN:978-4-86152-367-0 C0071

定価:3,800円+消費税
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書 評

山口晃 大画面作品集―京都新聞7/10掲載

画家の山口晃さん大画面作品集刊行

8年ぶりに最新作品集「山口晃 大画面作品集」(青幻舎)が出版された。人物や建 築物が細密に描き込まれ、細部に目を凝らしたくなる作品ばかり。その魅力の源泉に 迫った。

 瓦屋根をのせた超高層ビル、ジャンボジェットや地下鉄電車の中で風呂にのんびり 漬かる人々、馬とバイクを融合させた乗り物―。機知に富んだ鳥瞰図が目に楽しい。

 しかし「目に楽しい」という評価は山口さんにとっては物足りないようだ。「思い 込みを託せる余白や、見る人ごとに違う解釈が成り立つ含みがないと思われているの だろうか」。今回の作品集に寄稿された美術評論家の椹木野衣さんの評論は違った。 画家を「設計者」と位置付け「彼が追及しているのは、絵画そのものではなく、それ を超えたところにある、『日本で芸術をなすこと』についての理念ではあるまいか」 と指摘した。

 山口さんは「日本における油絵の輸入は失敗であり、それ以前に戻ってやり直すこ とが課題」と考える。だから近代の日本の絵を見ると悲観的になる。「それでも僕は 描き続けている。自嘲せざるを得ない。そんなところが僕の絵からはみえて、純粋に 楽しめないと椹木さんは言うのだろう」。初めてそのことに言及されて、うれしかっ たという。

 「美術の歴史に義理を感じなくていいのかもしれない。節操なく、ウケが良くて楽 しいことを何でもやる方が日本人のメンタリティーの在り方として正しいと思うとき もある」。山口作品の違った魅力が見えてきた。

技術とは、なぜ、磨かれなければならないか。- ほぼ日刊イトイ新聞 コラム掲載

http://www.1101.com/yamaguchi_akira/

2月27日 NHK「おはよう日本」で紹介されました。

http://www.nhk.or.jp/ohayou/daily/20130227.html

山口晃 大画面作品集―読売新聞2月17日掲載

現代美術の画家、山口晃の初期から最新作の「平等院養林庵書院襖絵」まで約110点を収める。

 東大出版会から出た最初の作品集は、小さな図版を付属のルーペで眺める趣向だった。今回はその逆で、部分拡大図あり両開きページあり。「洛中洛外圖」などの都市鳥瞰も、作者一流の見立てやダジャレを子細に加える。これも最近出た著書『ヘンな日本美術史』(祥伝社)で雪舟などの先達を論じた文章と読み合わせれば、より興趣が増すことだろう。

 その作風は「大和絵の技法を用い、古今東西の風俗を混交させる」とよく評されてきた。しかし、厚みを増した作品集に改めて向かうと、西洋文化の流入によって無理やり定義された「日本美術」と「洋画」の葛藤が、作者の底流をなしているらしいと分かる。

 美術評論家の椹木野衣氏による寄稿が、その構造を明快に論じている。(清)

山口晃大画面作品集―美術手帖3月号掲載

山口晃の画業を通観できる作品集第2弾。超絶技巧が光るお馴染みの都市鳥瞰図はも ちろん、予備校的テクニックの呪縛と反発が入り混じる学生時代の作品、「玉落と し」シリーズや山愚痴屋澱エンナーレなど「現代美術」を見立て的に茶化したインス タレーション、昨年話題となった平等院奉納の襖絵までを、自作解題付きで掲載。 「美術や古美術への正しい距離」をはかろうとする対外意識と、屈折抜きの「お絵描 き」への憧憬。それらの混合体が山口の作家性を形成してきたことを本書は示してい るかのようだ。山口によるエッセイ、椹木野衣らの論考も収録。細密描写をじっくり 楽しめる観音開きの頁もあり。

山口晃 大画面作品集―東京新聞・中日新聞1月27日掲載

アートな本

 俯瞰的なアングルから細密に描いた都市や繁華街や空港…。よく見ると、タイムマ シンのように古代から現代までの文化・風俗がごちゃ混ぜに描かれた何とも不思議な 光景だ。中世の屏風絵のように雲も漂い、焦点や遠近はない。現代の絵師の複雑かつ 圧倒的なアートを、観音開きの大きなサイズで味わえる。写真は「百貨店圖 日本橋 三越」。

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