2020年、100歳を迎えた野見山暁治。2メートルを超える大画面に繰り広げられる、豊かな色彩がみちびく奔放なイメージの世界は、近年ますます過激な世界を展開しています。 本書は、日本人離れした感性と人生観により、見るものを裏切りながら進化を続ける野見山暁治の制作への情熱の軌跡を、近年20年の大型作品に焦点を当て、A4断ち落としの大画面に大胆なレイアウトで構成した待望の最新刊です。
●寄稿より一部抜粋 「イメージをつくっては壊していくという、山場を迎えない変化だけが、野見山の絵画の構造なのである」 ――秋元雄史(東京藝術大学大学美術館館長・教授、練馬区立美術館館長)「流転するイメージを支える画家」 「野見山暁治には年齢がない。作品に触れ、著作を読むたびに、この人は自分が年を重ねていることに気づいていないのではないかと疑わしくなってくる」 ――堀江敏幸「鴨せいろうどんを消す技」
関連展示 2021年3月3日(水)~3月15日(月) 京都髙島屋
野見山暁治(のみやま・ぎょうじ) 1920年 福岡県の炭鉱の町で生まれる 1943年 東京美術学校油画科卒業 1952年 渡仏(1964年まで) 1968年 東京藝術大学助教授('72教授)に就任(1981年退官) 1992年 第42回芸術選奨文部大臣賞 2000年 文化功労者顕彰 2014年 文化勲章受章 2020年12月17日に100歳 絵画のほかにも絵本や数多くのエッセイを執筆し、文化・芸術の分野で活躍
新刊
2020年、100歳を迎えた野見山暁治。2メートルを超える大画面に繰り広げられる、豊かな色彩がみちびく奔放なイメージの世界は、近年ますます過激な世界を展開しています。
本書は、日本人離れした感性と人生観により、見るものを裏切りながら進化を続ける野見山暁治の制作への情熱の軌跡を、近年20年の大型作品に焦点を当て、A4断ち落としの大画面に大胆なレイアウトで構成した待望の最新刊です。
●寄稿より一部抜粋
「イメージをつくっては壊していくという、山場を迎えない変化だけが、野見山の絵画の構造なのである」
――秋元雄史(東京藝術大学大学美術館館長・教授、練馬区立美術館館長)「流転するイメージを支える画家」
「野見山暁治には年齢がない。作品に触れ、著作を読むたびに、この人は自分が年を重ねていることに気づいていないのではないかと疑わしくなってくる」
――堀江敏幸「鴨せいろうどんを消す技」
関連展示
2021年3月3日(水)~3月15日(月)
京都髙島屋
野見山暁治(のみやま・ぎょうじ)
1920年 福岡県の炭鉱の町で生まれる
1943年 東京美術学校油画科卒業
1952年 渡仏(1964年まで)
1968年 東京藝術大学助教授('72教授)に就任(1981年退官)
1992年 第42回芸術選奨文部大臣賞
2000年 文化功労者顕彰
2014年 文化勲章受章
2020年12月17日に100歳
絵画のほかにも絵本や数多くのエッセイを執筆し、文化・芸術の分野で活躍