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朝倉摂の見つめた世界絵画と舞台と絵本と

定価:
2,750円(本体2,500円)
編著:
神奈川県立近代美術館、練馬区立美術館、福島県立美術館
デザイン:
佐々木暁
判型:
B5変
総頁:
280頁
製本:
ソフト上製
ISBN:
978-4-86152-889-7 C0070

生誕100年!
画家・舞台美術家として活躍した朝倉摂の全貌に迫る、
はじめての本格的な回顧集。

知られざる舞台裏―。

画家として出発し、舞台美術の世界を最終的な表現の場に選んだ芸術家・朝倉摂(1922-2014)。本書は、今まで知られてこなかった朝倉摂の「過去」の仕事―日本画、絵本、挿絵―を含めて紹介。

1922年、彫刻家・朝倉文夫の長女として生まれた朝倉摂は、17歳より日本画家の伊東深水に師事、モダンな人物像を描き、若くしてその才能を発揮しました。新しい絵画表現を模索しながら、社会派の作品を次々に生み出します。 60年代半ば以降は、舞台美術の活動に軸足を移し、新しい素材やアイデアで、多くの人の心を揺さぶる舞台美術を作り上げていきました。

◉「生誕100年 朝倉摂展」公式図録兼書籍
◉ 絵画、素描、スケッチ、舞台下図、絵本原画、挿絵など…カラーで掲載!
◉ コラム、エッセイ多数収録!

【本書の構成】
1章 画家としての出発 リアルの自覚
2章 日本画と前衛 リアルの探求
3章 舞台美術の世界 イメージは発見
4章 挿絵の仕事— 余白を造形すること

寄稿:
富沢亜古(女優)、谷川俊太郎(詩人)、渡辺保(演劇評論家)、水沢勉(神奈川県立近代美術館長)、野地耕一郎(泉屋博古館東京・館長)、児島薫(実践女子大学教授)、関直子(早稲田大学教授)、菊屋吉生(山口大学名誉教授、元山口県立美術館学芸員)ほか

朝倉摂(あさくら・せつ 1922-2014)
画家・舞台美術家。
彫刻家・朝倉文夫の長女として東京に生まれる。17歳のときに日本画家・伊東深水に学び、1953年に《働く人》で上村松園賞を受賞する。1950年代からは、本格的に舞台美術に取り組むようになり、60年代後半には、活動の軸足を絵画から舞台美術へと移す。

小説「砂の器」や絵本「ゆきおんな」「たつのこたろう」などの挿絵で活躍する一方で、舞台美術家として前衛芸術運動にも参画し、小劇場演劇をはじめとして商業演劇、歌舞伎、オペラと幅広く手がけ、1600を超える舞台作品を作り上げた。

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