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blue construction 野又穫展 佐賀町アーカイブ開催

 「建築を絵画の中で完成させたい」との思いで、生まれ育った町の煙突や給水塔、工場などの記憶を発想の源として、どこにもない「もうひとつの世界」を創造してきた野又さん。 1986年、佐賀町エキジビット・スペースで行われた初個展「STILL―静かな庭園」では、描きためた42点のカンヴァスを宙吊りに展示。

絵画の枠を超えて、過去や現在という時間のない、どこか懐かしい気配を空間全体に漂わせました。 近年では、人工湖や発光するタワーなどをモチーフに、文明の行く末への期待と危機感の入り混じる、壮大なランドスケープへと向かっていました。

さらに昨年からは人間の欲望そのものをかたちとして取り入れた建造物を描こうと模索していたところ、 2011年3月11日の震災が起きました。自らのアトリエに被害はなかったものの、しばらく何も手に付かない中、再び筆をとったときには、もう一度柱など建物を構成する部分の形から描き始め、それらをつなぐように筆を進めるしかなかったと言います。

 展覧会名を「blue construction」と名付け、そのような憂いに浸りつつ、再起して生まれた新作の絵画やスケッチなどを、佐賀町エキジビット・スペースで展示した当時の絵画作品1点とともに展示します。変わってしまった世界を自らのやりかたで確かめながら、再び希望を見出していこうとする足取りが感じられることでしょう。

会期:2012年1月19日(木)〜 4月29日(日)
開廊日:木・金・土・日・祝 12:00 – 19:00
入場料:100円〜(佐賀町アーカイブの運営に対するドネーションとして)
会場:佐賀町アーカイブ(sagacho archives)
www.sagacho.jp

お問い合せ:e-mail : info@sagacho.jp
TEL : 080-3726-9960(木・金・土・日・祝 12:00 –19:00)
主催:NPO法人アート・ミーティング・ポイント
協力:株式会社キチン

関連イベント:野又穫トーク「ブルーをめぐる音楽と絵の話」
自身の絵画制作と音楽との関係を語ります。
日時:2012年2月4日(土)19:00 – 20:30(18:30受付開始)
料金:800円(1ドリンク付)
場所:3331 Arts Chiyoda B1F AFTオープンスペース
定員:30名(要予約)
お申し込み:2011年12月15日(木)より受付開始
申込フォームから予約

2012.
1.19
 |
4.29

blue construction 野又穫展 佐賀町アーカイブ

《blue construction-4》
2011 キャンバスにアクリル
91.0㎝×65.2㎝

 

blue construction 野又穫展 佐賀町アーカイブ

《blue construction-1》
2011 キャンバスにアクリル
91.0㎝×65.2㎝

 

ⓒ Minoru Nomata

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