青幻舎WEBマガジン
FOLK TOYs NIPPON にっぽんの郷土玩具 横田百合のオトンコレクション
12

#12 「新潟 金魚台輪」

新潟 金魚台輪

 

夏祭りの主役ともなる提灯や灯ろう。

それを子どもが遊ぶものとして作られたものを「灯玩」と呼ばれます。
ねぶたや、鯛の形、船の形など、全国にさまざまに見られますが、
新潟の新発田(しばた)で作られた灯玩は金魚の形をしています。

木の台車の上に竹ヒゴで枠を作り、和紙が貼られています。
中にロウソクを灯し、台についた紐を子どもたちが引きながら夕方の町をそぞろ歩く。
なんとも郷愁のある風景が思いうかびます

お盆の迎え火の役割と
暑い夏に消耗したからだを襲う、急な眠気(病魔)を追い払う役割が
合わさってできた風習だそうです。

現在も8月末に行われる「新発田まつり」では
大人は諏訪神社に奉納される喧嘩台輪とも呼ばれる勇壮な山車が駆け回り、
子どもたちは高さ2m以上の大型金魚台輪数十台を引き歩く大パレードも行われているそうです。

新潟 金魚台輪

 

プロフール

横田百合のオトン

横田百合のオトン

昭和2年生まれの現在86歳。
奈良県在住。
30代で郷土玩具の魅力に目覚める。現地を旅したり、物産展に足繁く通ったり、日本郷土玩具の会に入ったりしながら、マイペースながらも集めた数は700点あまり。

横田百合

実家でオトンと二人で暮らすなか、40代で郷土玩具に目覚める。instagram(@yuriplus)にオトンの郷土玩具コレクションをオトンコレクションとして約1年、ほぼ毎日2点のペースで投稿。大阪玉造バンコにて2012年オトンコレクション「こけし展」、2013年オトンコレクション「はりこ展」を開催。2014年京都マヤルカ古書店にてオトンコレクション「写真展」を開催。大阪こけし教室会員。

RECOMMEND

日本のおもちゃ絵
―絵師・川崎巨泉の玩具帖

この本の詳細を見る>

kokeshi book 伝統こけしのデザイン

この本の詳細を見る>

DARUMA BOOK だるまのデザイン

この本の詳細を見る>

↑TOPへ戻る