「判じ絵の世界」展
目で見る江戸のなぞなぞに挑戦

 江戸時代に大人から子どもまで、広く庶民に流行した絵で見るなぞなぞ、判じ絵。絵を判じて(解く、推理する)答えを導き出す遊びの一種で、江戸の人々にとっては身近なものでした。江戸名所に日本各地の地名、人気役者に力士、動植物に勝手道具、子どもの遊びから人々の欲望、果ては手紙まで、あらゆるものが判じ絵に取り上げられました。その流行は、江戸に住む人々にとって、浮世絵というメディアがいかに身近で手軽な存在だったかを物語るものともいえるでしょう。
 本展では、歌川重宣ら江戸の浮世絵師たちが趣向を凝らしたさまざまな問題が出題されます。なかには、当時の人々には簡単でも、現代の私たちにとっては難しい問題もあるでしょう。ユーモアとセンスをフル稼働して、おおらかに江戸の遊び心を楽しんでみましょう。

会場・会期

奈良県立万葉文化館
2016年8月11日(木・祝)~10月2日

豊橋市二川宿本陣資料館
2016年10月8日(土)〜11月27日(日)

関連書籍

『いろは判じ絵』