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写真(国内・海外)

クロダミサト写真集「沙和子 無償の愛」

Sawako - Musho no Ai (Sawako - Selfless Love) Misato Kuroda [signed book]

Misato Kuroda, winner of the Grand Prize at the New Cosmos of Photography Awards in 2009.
Sawako, Kuroda’s first monograph, was released in 2010 to great acclaim, and immediately sold out.
This new work features images of Kuroda’s friend Sawako that were taken two years after the previous series.
With Kuroda’s tender desire to “express love for the photographed subject”, and the superlative compositional sensibility that shines throughout her images, the glimpses we are afforded of Sawako’s pale red lips, her soft, full breasts and the sense of distance between the photographer and her subject, simultaneously capture and open the heart and mind of the viewer.

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2009年に写真新世紀でグランプリを受賞したクロダミサト。
ファースト写真集『沙和子』(2010年)が反響を呼び瞬く間に完売。
本作は、クロダの親友・「沙和子」の2年後の姿を撮影。
「被写体への愛を表現したい」というクロダの細やかな情感と
卓抜した構成力が光る本作は沙和子の薄赤い唇が、まるく柔らかな胸が、
二人の距離感が、観る者の心をとらえ、開放させる。

展示情報
クロダミサト写真展「沙和子 無償の愛」
http://www.seigensha.com/event/2013/04/22113307

Sawako - Musho no Ai
(Sawako - Selfless Love)
Misato Kuroda
[signed book]

□ format : 275×215×15mm
□ binding : Hardcover
□ page : 96 pages

Special online price:
3,800 yen (JPY)

SOLD OUT

Order Information
http://www.seigensha.com/order_overseas

*Payment may be made by Mastercard, Visa, American Express and JCB.

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クロダミサト写真集
「沙和子 無償の愛」サイン本

初版限定「特製写真カード」付き
未収録カットを含む6種類よりランダムに1枚封入。

□ 判型:A4変型
□ 総頁:96頁
□ 上製
□ ISBN 978-4-86152-398-4 C0072

定価:3800円+消費税
在庫切れです。

書 評

沙和子 無償の愛―アサヒカメラ9月号掲載

 「一人の女の子を通して、20代後半の不安定な感情を表現したかった。特定の誰か ではなく、私でもあなたでもあるような女の子として撮りたかったんです」

 なぜなら、不安定な感情はクロダさん自身のなかにも、モデルの「沙和子」のなか にもあったから。

 「私も〝沙和子〟も、すごく落ち込んでいた時期で、こんな落ち込んでいる二人で 撮っているんだから、(ネガティブな感情が)写るやろくらいの感じでしたね」

 しかし、写真に写っているのは、ネガティブな表情ばかりではなく、ふざけている 姿や、笑顔もある。かわいいね、エッチだね、という受け取り方もできそうだが。

 「そうですね。男の人には、ネガティブな感情はあまり伝わらないみたいで、日本 的なエロでいいですね、とか言われますけど(笑)、それでもいいと思います。どん な作品でも作者の意図通りに伝わるわけではないと思うし、受け取られ方に幅があっ たほうがいいろ思いますね」

 「エロ」ととられてもかまわないのには理由がある。

 「エロを汚いもの、見てはいけないものにしたくない。性を否定して隠したら、そ こで芽生える感情はどこで伝えればいいの?と思います」

 自然豊かな里山で裸になっている「沙和子」の姿からは、たしかに開放感のあるエ ロチシズムが伝わってくる。

 「写真のなかにネガティブな感情をぎゅっと詰めていることが、同世代の女性にな らきっと伝わるはず。みんな一緒だよ、安心してね、と伝えたいですね」

 性も愛も不安定な気持ちも、すべてを包み込むような大らかな「無償の愛」がそこ にはあるのだろう。

インタビュー:タカザワケンジ 撮影:岡田晃奈

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