社会主義体制下の面影を残すスロヴァキアのプール施設を舞台に、凍りついたような人物たちが佇む白昼夢。透き通るような色彩で幾何学的に構成された世界は、遠い未来のようであり、どこか懐かしさも感じさせる。ハッセルブラッドマスターズアワード2018(アート部門)を受賞し、SNSでも注目を集める気鋭のスロヴァキア人写真家、待望の初写真集。

●ハッセルブラッドマスターズアワード2018
（アート部門）受賞
●IPA 国際写真賞2016 Professional advertising, 　Conceptual部門 1位

マーリア・シュヴァルボヴァー
1988年生まれ、スロヴァキア出身。大学で文化財修復と考古学を学んだ後、写真表現に活躍の場を移し、先端的な表現で注目を集める。ハッセルブラッドマスターズアワード2018（アート部門）をはじめ、世界の写真賞で受賞多数。Instagram（@maria.svarbova ）でも積極的に作品を発表し、フォロワーは20万人を超える。