restaurant eatripの野村友里とthe little shop of flowersの壱岐ゆかり、東京・明治神宮前の同じ敷地に隣り合わせでともに歩んできた2人が、まだ見ぬ日本を求めて旅をした。アルバムのような料理と装花のドキュメント・ブック。

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『TASTY OF LIFE』発売記念 イベント
TASTY OF LIFE NEMURO

● 日時:2019年7月8日(月)
19:00〜21:00
● 会場 : 代官山 蔦屋書店
● ゲスト  :古川広道(ジュエリーデザイナー)
● 参加費:5,000円
食事と1ドリンク
(2杯目以降はキャッシュオンとなります)
● 予約制

      

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『TASTY OF LIFE』発売記念
制作ドキュメントトークイベント
-『TASTY OF LIFE』という 旅を終えて

●日時:2019年6月19日(水)19:00~20:30
●会場 : restaurant eatrip
● 出演者 :野村友里さん、壱岐ゆかりさん、 水谷太郎さん、 峯崎ノリテルさん、石田エリさん

プロローグ

restaurant eatripとthe little shop of flowers、東京・明治神宮前の同じ敷地に隣り合わせでともに歩んできた私たちにとって、この本づくりは、料理と花というすぐに消えてなくなるものと日々向き合い、遠く離れた土地へと赴き、これまでお互いに何をどう見て感じてきたのかを、ひとつの形にまとめながら確かめ合う作業でもあった。

——野村友里、壱岐ゆかり

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著者

野村友里

料理人。「eatrip」主宰。おもてなしの教室を開く母の影響を受けて料理の道に。主な活動にケータリングの演出、料理教室、雑誌の連載、ラジオのパーソナリティなど。日本の四季折々を表す料理やしつらえ、客人をもてなす心をベースに、食を通じてさまざまな角度から人や場所、ものをつなげ、広げる活動を行う。2018年12月には、青山「スパイラル」にて、“食べない”食のライブパフォーマンス公演『食の鼓動?inner eatrip』を企画・演出。近著に、『春夏秋冬おいしい手帖』(マガジンハウス)、『Tokyo Eatrip』(講談社)がある。

2009年、初の監督作品『eatrip』を公開、世界5カ国で上映。2010年ごろより、アメリカ・バークレーで1971年から続くレストラン「シェ・パニース」と親交を持つようになり、2012年、東京・原宿に「restaurant eatrip」をオープン。

2018年12月には、青山「スパイラル」にて、“食べない”食のライブパフォーマンス公演『食の鼓動?inner eatrip』を企画・演出。近著に、『春夏秋冬おいしい手帖』(マガジンハウス)、『Tokyo Eatrip』(講談社)がある。

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壱岐ゆかり

花屋。「the little shop of flowers」主宰。2010年8月、週末だけの花屋「the little shop of flowers」をオープン。2013年3月、「restaurant eatrip」とともに現在の原宿に移転。日々の小さな贈りものの提案から展示会やパーティ、結婚式の装飾・演出などを独自のスタイルで展開する。

2015年には、ロサンゼルスの陶芸家、アダム・シルヴァーマンのスタジオでエキシビジョンを開催。2016年、原宿キャットストリートの「6(ROKU)BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」内に2号店をオープン。2019年11月、「渋谷パルコ」にて花とバーの3号店をオープン予定。

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制作メンバー

写真

水谷太郎

1975年東京都生まれ。東京工芸大学芸術学部卒業後、写真家としてファッション、コマーシャルフォト撮影を中心に活動。また写真家活動として多数の展覧会を開催している。 作品集に『Here Comes The Blues』(2012)、『STILL SCAPE』(2015)。2017年、UNDERCOVER写真集『Chaos / Balance』を発売し、ローンチイベントとしてBOOKMARC TOKYOにて展示。

アートディレクション

峯崎ノリテル

1976年箱根生まれ。アートディレクター ((STUDIO)) 主催。書籍、雑誌、CD、ポスター、パッケージデザイン等のディレクション、デザインやアートワークを手がける。

編集

石田エリ

編集・ライター。オルタナティブなライフスタイルを考える雑誌『ecocolo』編集長を経て、2015年よりフリーランスに。食や旅、文化を中心に編集・執筆活動を行う。編集を手がけた書籍に『野生のベリージャム』(小島聖/青幻舎)、『Tokyo Eatrip』(野村友里/講談社)などがある。

TASTY OF LIFE

フードクリエイティブチーム〈eatrip〉を主宰しながら、雑誌の連載やラジオのパーソナリティを務めるなど、料理人の枠を超えて活動する料理家・野村友里。プレス業を経て花屋に転身した異色の経歴を持ち、アトリエ兼店舗〈the little shop of flowers〉を軸にさまざまな場で装花を手がける壱岐ゆかり。 本書は10年来のビジネスパートナーであり、現在、東京・原宿の鬱蒼とした樹々に囲まれた一軒家で、レストラン〈restaurant eatrip〉と、その庭で花屋〈the little shop of flowers〉を営む2人による初めての本です。

これまで、さまざまな土地を旅し、その土地の風土、文化、人々の営みや思いに影響を受けながら料理・装花をしてきた二人が本書で訪れたのは、金沢、根室、鎌倉、軽井沢、4つの土地と4つの季節。 その土地を深く知る人たちとの交流の中で、この時、この場所でしかない植物・食材との出合いを料理と装花で形にしていきました。

彼女たちが心を動かされた瞬間の景色を写真に切り取り、訪れた先で出合った植物の知識や、料理の話、レシピ、言葉を交えた、この時にしか表すことのできない、たった一つのアルバムのような一冊です。

発売:2019年5月末
書名:TASTY OF LIFE
著者:野村友里、壱岐ゆかり
判型:B5変型
総頁:212頁
定価:本体5, 000円+税
ISBN:978-4-86152-740-1 C0072

         

推薦コメント

“2人の女性の生業は、その空間から歌のように消えてゆく。 動く心に耳を澄ませて、子どものように真剣に。 ページをめくっていくと、小さい頃の自分が一緒になってドキドキしているのを感じた。 そしてこの旅の、2人の歌声を聴いた人たちのことを想った”

— 市川実日子(俳優)

“Tasty of Life lets us, the viewers, share in the deep friendships between the earth, the farmer, the fisherman, the forager, the chef and the florist. I love this book.”
— Tasty of Life—食を紡ぎ野花で綴るふたりが、大地と触れあい、農家の人々や漁師、食を求める者たちと友情を交わす旅へと私たちを誘ってくれる。

— Adam Silverman