青幻舎

青幻舎

「幻本」復刊プロジェクト | 復刊タイトル第2弾が決定 !

お待たせしました! 復刊タイトル第2弾が決定しました!

「『幻本』復刊プロジェクト」について、復刊タイトル第1弾決定のお知らせから続報が出せておらず申し訳ありません。
長らくお待たせしてしまいましたが、復刊第2弾のタイトルが決定しました。

それは……

 細江英公『写真家・細江英公の世界 球体写真二元論』(2006年刊行)

 に決まりました!

本書は2006年に東京都写真美術館で開催された細江英公氏の個展「球体写真二元論: 細江英公の世界」の図録を兼ねる書籍として刊行されました。
展覧会はそのときどきに出版されてきた写真集に注目して、細江氏の多彩な作家活動の軌跡をたどろうとするコンセプトで、最初の写真集である『おとこと女』(1961)にはじまり、『薔薇刑』(1963)、『鎌鼬』(1969)、『抱擁』(1971)、『ガウディの宇宙』(1984)、『土方巽舞踏大鑑』(1989)、当時の最新の写真集である『胡蝶の夢舞踏家・大野一雄』(2006)までの7冊から代表作を選び、その世界を再構成するという内容でした。

細江氏の代表的な写真集の制作を共にしたデザイナーは杉浦康平氏、田中一光氏、横尾忠則氏、粟津潔氏、亀倉雄策氏、勝井三雄氏、馬淵晃氏等で、この錚々たる顔ぶれが手掛けた出版物を一堂に会した展覧会の全容を観ることができる写真集として、細江氏自身も満足されていた(細江英公写真芸術研究所・細江賢治氏談)一冊となります。

 造本的にもこだわり抜いた内容で、本文に使われた用紙は驚きの5種類。現在ではその半数程度が廃盤になってしまっていたため、使用する用紙の数はそのままに代替の用紙に差し替える調整をしました。
また、表紙周りの仕様も微調整した、新装版となる予定です。

 
昨年惜しくも91歳で亡くなられた細江氏の活動を改めて知ってもらう契機にもなれば幸いです。

 完成をお楽しみに!

2025/8/29