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ビジュアル文庫

北斎漫画 第二巻 永田生慈解説

Hokusai MANGA vol.2

Katsushika-Hokusai was a well-known artist and teacher of the early 19 century. In 1814, his sketches were published in handbook form as Hokusai-Manga. Not only did this publication surpass its initial ambitions to serve as a reference for students, it became a bestseller at the time and eventually became an enduring favorite. In its 15 volumes, totaling 970pages with over 4,000 illustrations. Hokusai Manga presents in concentrated form all the themes, motifs, and drawings techniques found throughout his art. Also included are caricatures, satirical drawings, multiple-panel illustrations, and narrative depictions, which undoubtedly became the basis for manga as it is understood today.

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「北斎漫画」待望の第二巻!

第二巻の「森羅万象」では、動物、植物、名所・名勝といった風景から
雨や風といった気象など、主に自然を描いた図版を収録。
「鳥獣蟲魚」「山川草木」「波浪流水」「天地造化」の4つのカテゴリーで構成。
海のものも山のものも、そして象や虎といった珍獣や、夢を食べると言い伝えのある獏のような霊獣まで、ありとあらゆる生きものや、山・川・草花・木、そして全国各地の風景、名勝を集めている。
北斎が描いた「水」の表現や雨や風、昼から夜への移り変わりといった
「目には見えない流転する現象」を描いた図も収録。必見の筆踊る森羅万象!

北斎は、一瞬をとらえ、それを一瞬のうちに描き切っている。
波の描写にしてみても、一瞬後には、波が砕けてなくなってしまっている感じがとても伝わってくるし、《冨嶽三十六景》の人影にしてみても、次の瞬間には、もう旅人はここにいないんだろうなという感じがする。 
(しりあがり寿氏 インタビューより抜粋)

解説 『北斎漫画』博物学の巻 永田生慈
インタビュー 漫画の眼で見る浮き世 しりあがり寿

アートディレクション:祖父江慎

全三巻 好評発売中

Hokusai MANGA vol.2

□ format : 148×105×24mm
□ binding : paperback
□ page : 352 pages(black&red)

Special online price:
1,500 yen (JPY)
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北斎漫画 第二巻
永田生慈解説

□ 判型:A6判(文庫判)
□ 総頁:352頁
□ 並製
□ ISBN 978-4-86152-287-1 C2071

定価:1,500円+消費税
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書 評

読売新聞 ―2011/6/12 掲載

田舎親父の寄り合い風情、疲れた母親の昼寝顔、風に裾を煽られて困る娘の後ろ姿など、当時実存したに違いない人と場面のあらゆるリアリティを一図のなかに完璧に閉じこめているから、一コマ漫画にも通じている。「さまざまのかたち、けはい、さながらいきてはたらくかとぞおぼゆる」、と江戸の狂歌師・六樹園(石川雅望)が序文で褒める通り、今日の目にも、人間の気配、交わる姿はきびきびと生動するのである。ゆるく分類され、一ページにぎっしりと描きこまれた略筆の人物図には、無数の小さな物語が宿っているように感じる。ページの上を流れる目は、ある人物の仕草で止まり、逆行し、なぞるように眺め直す運動を繰り返している。読書の感覚によく似ている。 『北斎漫画』は、日本の書物としてもっても早い時期に欧州へ渡り、紹介されている(シーボルトの『日本』、1832年刊)。ジャポニズムの起爆剤としてフルに働いた、「世界文学」でもある。

(ロバート・キャンベル氏 掲載記事より抜粋)

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