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フリックブック(パラパラブックス)

むしくいさま パラパラブックス Vol.8
もうひとつの研究所

Flip book series "GOD OF BUG EATER"

“You and I will always be together. Be one with me, and we’ll become a pretty-colored forest.”
God of Bug Eater, the 7th installment in our Flip Book series, conjures up a fantastical world like a short animated film.

———

斬新なアイデアと精巧な技術を極めた「パラパラブックス」最新作。
パラパラ史上初のボリューム約200ページ。遂に傑作が誕生!

細かな動きがくせになり
何度も何度もパラパラしたくなる!
「むしくいさま」と昆虫のストーリー

君を形作るのは、僕。君を描いたのは僕。
僕がいるから、君は存在できる。
僕と一つになろう。
そうすると君はもっと綺麗になれるよ。

もうひとつの研究所 著

むしくいさま — もうひとつの研究所 Vol.8 —

Flip book series "GOD OF BUG EATER"

□ format : 40×100×23mm
□ binding : paperback with slipcase

Special online price:
1,200 yen (JPY)
Price with shipping included as follows:

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http://www.seigensha.com/order_overseas

*Payment may be made by Mastercard, Visa, and American Express.

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むしくいさま
パラパラブックス Vol.8
もうひとつの研究所

□ 判型:各40mm×100mm(厚さ23mm)
□ 総頁:216頁
□ 並製 / スリーブケース入
□ ISBN 978-4-86152-418-9 C0076

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パラパラ絵本

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書 評

パラパラブックス―朝日新聞4月13日掲載

〔読書面“売れてる本”〕

パラパラブックス―共同通信社経由で全国地方紙に配信中

穴を開けたパラパラ漫画

 ページの一部に穴を開けて虫の動きを表現した、ちょっと変わったパラパラ漫画 「むしくいさま」が人気を集めている。

 手掛けたのは、30代の男女2人組のアーティスト「もうひとつの研究所」で、今作 が8作目。60ページ以上にわたって穴の位置を微妙にずらしていき、虫が移動する様 子を表した。パラパラ漫画は通常、絵をずらして動きを描くものだが、穴で表現する のは珍しいという。担当者は「手のひらで広がる物語で、老若男女が楽しめます」と 話している。

パラパラブックス―NHK「おはよう日本」2013年 12月25日(水) 

『check!エンターテインメント』のコーナー
「 いま人気 ユニークパラパラ絵本」としてご紹介いただきました!

http://www.nhk.or.jp/ohayou/daily/20131225.html

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131225/k10014096691000.html

パラパラブックス―NHK「あさいち」

特選エンタ!プレゼントにぴったりな本にご紹介いただきました!

https://www.nhk.or.jp/asaichi/2013/12/06/02.html

パラパラブックス―中日新聞11月4日掲載

パラパラ本に夢中!

 ノートの端に何ページにもわたって少しずつずらした絵を描き、パラパラめくると絵が動きだす―。皆さんも遊んだことはありませんか? 今、この仕組みを使った書籍「パラパラ本」が人気を集めています。白い光線が見えたり、鈴が鳴ったりと新しいアイデアを盛り込んだ質の高い作品が登場。子どもも大人も夢中で何度もめくってしまうようです。

めくりやすく絵滑らか
 京都市の出版社「青幻舎」が手掛けたパラパラ本のシリーズは縦四センチ、横十センチと片手に収まる大きさ。左手で本の背表紙を持ち、右手で八十四枚の紙を順にはじくと絵が滑らかに動きだします。企画編集室の岩城智子さん(三五)は「この横長が気持ち良くめくれる形。スピード感もある」と説明します。
「もうひとつの研究所」という作家名の男女二人組が生み出す作品は意表を突く仕掛けが特徴です。「めからかいこうせん」では、黒い謎の生きものの目から白い光線が出ているように見えます。「ばくだんむし」はテントウムシのような虫が赤く点滅し、爆発すると紙に穴が開く仕組みです。「クリスマスの足音」は途中で本物の鈴が現れ、紙にはじかれて音も鳴ります。
 一方、イラストレーター・エッセイストの浅生ハルミンさん(四六)が描くのは猫。手前に歩いて来て、よだれたっぷりの舌でなめたり、抱きかかえた飼い主の腕からにゅるんと滑り抜けたり。体を膨らませて気球に、舌はバスケットに変身させて恋した猫を載せる作品も。浅生さんは大の猫好きで「私の中に染み込んだ猫の世界を表現した」と笑顔を見せます。

紙の質感や立体感魅力
 青幻舎はパラパラ本を二〇〇九年十二月に出版し始めました。もうひとつの研究所や浅生さんに加え、幻想的なアニメ「カルルとふしぎな塔」をパラパラ本にした作品もあり、計十三タイトルを展開。一冊千五十~千二百六十円ですが、小学生からお年寄りまで幅広い世代に受けており、約三十万部も売れています。
 魅力は何でしょうか。「絵が動く」という点はアニメと同じですが、岩城さんは「ページをめくって起こる風、指で触る紙の質感、何枚もの紙に穴が開いた立体感はパラパラ本ならでは」と語ります。アニメのDVDを見るには再生する機械やテレビが要りますが、パラパラ本はそれだけで動画が見られます。もうひとつの研究所の男性は「映像だけを持ち運べる本。宝物のようだ」と表現します。

動き絞り、図形や写真も
 パソコンや専用端末の画面で読む本「電子書籍」が広がりを見せる中、紙の本の「めくる」という基本的な特徴を最大限に生かしたのがパラパラ本です。ただ、面白いのは作るときにパソコンを活用している点。もうひとつの研究所の男性は「画面上で動きを確かめた上でパラパラ本にするから、動きが滑らか」と明かします。
 浅生さんは猫が動く方向を意識して作っています。横長の紙なので横に動くだけと思われがちですが、違います。小さく描いた猫を徐々に大きくして遠くから近くにやって来るように見せたり、背景を変えて上から下に落ちる場面を表現したり。「いろいろできるすごいメディア。他の表現も試したい」と意欲を見せています。
 作り方のコツはあるのでしょうか。浅生さんは「いろんな動きを詰め込むより、一つに絞った方が読み手はぐっとくる」と助言します。普段から物の動きをよく観察し、面白いと思ったらメモしておくこと。主役はキャラクターに限りません。「丸や三角などの図形、写真を貼って動かしても面白い」。皆さんも挑戦してみては―。 (ジュニア中日編集室)

パラパラブックス―読売新聞 2012年9月23日掲載

不思議なパラパラ本

 ページをパラパラめくると絵が動いて見える、いわゆる「パラパラ本」に新顔が登場している。動きに合わせて音が鳴るものや、虹が立体的に浮かんで見えるものなど、ユニークなタイプが出てきた。子どもだけでなく、若者や中高年など、幅広い世代に人気が広がっている。

 音が鳴る仕掛けがあるのは、青幻舎(京都市)が昨秋に刊行した「クリスマスの足音」。横10センチ、縦4センチと手のひらサイズの本の内部を一部くりぬいて鈴を取り付け、モミの木や流れ星の動きに合わせてチリチリと鳴る。昨年末まで3か月間ほどの期間限定発売だったが、約3万部を売り上げるヒット作品になった。「今年もクリスマスに向けて、秋から再発売する予定」という。

 同社では、「クリスマスの足音」などの著者である2人組のアーティスト「もうひとつの研究所」や、人気イラストレーターでエッセイストの浅生ハルミンさんのパラパラ本を刊行しており、計13種類で合計30万部を突破した。価格は1000~1200円(いずれも税別)。

 絵本の文化や芸術性に詳しい文教大教授の中川素子さんは、「人が読書をする時、物語ばかりではなく、たくさんの紙が重なっている重みや紙の質感、それを1ページずつめくっていく時の手触りなども大きな楽しみとなる。電子書籍などデジタルな環境に親しむ人が増えている現代だからこそ、自分の手でページをめくって動かすという、電子書籍にはないアナログ性に関心を持つ人が増えているのではないでしょうか」と話している。

新文化 ―2011/8/25 掲載

フリップブックがアートになった! ―青幻舎「パラパラブックス」が人気

「フリップブック」とは、マンガやイラストが連続して描かれた小冊子。パラパラめくると視覚効果で、絵がアニメのようにひと続きに動いて見える。昔から雑誌の付録などでもおなじみの仕掛けだが、京都の青幻舎がこれを「パラパラブックス」としてシリーズ化。豊かなアイデアと高いアート性が人気を呼び、既刊8点で累計13万5000部に達している。生みの親の同社営業企画室・岩城智子さんに、経緯と魅力を語ってもらった。

(本紙・芦原真千子)

 テントウムシのような丸い形の虫が、這い回るうちに突然赤くなってポンと爆発。跡には焼け焦げた穴が(『ばくだんむし』)。黒い怪人が眼からシュッシュッと白い光を発射し、最後に白い口を開けてニヤリ(『めからかいこうせん』)。かと思えば、近づいて来た黒猫がペロリと大きな舌を出して舐め、悠然ともと居た座布団に戻っていく(『猫のあいさつ』)。今年の東京国際ブックフェアで青幻舎のブースを賑わせていたのは、そんな面白フリップブック。 一見、カラフルなキャラメルの箱のようなつくりのシリーズ、「パラパラブックス」だ。既刊は8点。うち6点は、同社が本社をおく京都のアート作家「もうひとつの研究所」の、他の2点はイラストレーター・エッセイストの浅生ハルミンさんの作品である。

『私は猫ストーカー』(洋泉社)などの著作で知られる浅生さんに対して、ほとんど無名の存在の「もうひとつの研究所」とは? 実は男女ふたりのユニットで、手づくりのフリップブックを自費出版し、アートショップなどで販売していた。当時本社勤務だった岩城さんは、京の街で偶然その作品を見た。

その時の印象を岩城さんは、「うわ、すごいもの見つけちゃった!と思った」と振り返る。 「それまでにも海外のものなど見てはいましたが、こんなに完成度が高いフリップブックに出会ったのは初めてで、ほんまに驚いたんです」 アイデアのユニークさ、仕掛けの面白さ、そして絵を含めた独自の世界観に強く惹かれた岩城さんは、ぜひこれを商品化したいと考え、さっそく作者に連絡をとった。そして生まれたのが「パラパラブックス」である。だが商品化までには、紆余曲折もあった。

「一番難しかったのは、もひけん(「もうひとつの研究所」)さんが、創り上げた作品世界を壊さないようにしながら、商品として採算が合うものに仕立てることでした」とくにページのなかにたくさんの穴を穿ったり(『ばくだんむし』)、階段をしつらえたり(『階段のふり』)といった、手間とコストのかかるものは大変だった。穴の数を減らしたり、ストーリーをシンプルにして工程を削るなど、様ざまな調整や工夫を要した。

 初回刊行は09年11月で、『客の多い穴』『めからかいこうせん』『ばくだんむし』『階段のふり』の4点を同時発売した。40㎜×100㎜の横長の判型で厚紙巻き。各84ページ。価格は前者2点が本体1000円、作るのに手間がかかった後者2点が、同1200円。 各巻に登場するのは、可愛いというのともちょっと違う、でもどこかキュートでユーモラスで不思議なキャラクターたち。

それが紙のページのなかで、まるでアニメのように滑らかな動きをみせる。ページをめくる一瞬の間のエンターテインメントだが、そこに何ともいえないおかしさや、造型的な魅力が凝縮されている。

 発売がクリスマス前だったため、第1弾は目先の変わったプレゼントとして人気を呼んだ。陳列用に特製ボックスを用意したのも、販売上効果的だった。2タイトル各12冊がきっちり収まるボックスは、コンパクトでメルヘン調だったことから、店頭のクリスマスツリーの下やレジ回りなど、目立つ場所に置いてもらえた。発売直前に東京支社に異動になった岩城さんは、精力的に首都圏の書店回りを続けたが、設営した途端に売れるので、「書店さんにも喜ばれている」と感じたという。

 年明けの2月には、情報番組「スッキリ!!」で、テリー伊藤氏が「こんな面白いモノがあるよ」と紹介。また「花まるマーケット」にも取り上げられ、一気に知名度がアップ。初版各5000部で、2カ月間で2度重版した。「初めは女性が大半だったけれど、テレビに出てからは幅広い年代・立場の方が買うてくれはって…意外に多かったのが年輩の男性。六本木界隈のお店では、外国人にも人気だったみたいです」この好調ぶりで「パラパラブックス」はシリーズ化が決まる。1年後の2010年11月に〝もひけんさん〟作の新刊、『歓迎の多い村』『うさみみ』(本体各1000円)を発売。この時岩城さんは、初回よりインパクトが落ちるのではと心配したというが、それは杞憂に終わった。2点とも快調な動きを見せたばかりか、既刊の動きも連動して再びよくなった。 この頃から「パラパラブックス」に、他のアーティストからも企画が持ち込まれるようになった。「色んな持ち味の作品があってもいいのでは」という社内の声を受けて第3弾として制作し、今年の5月に刊行したのが、浅生さんの『猫のあいさつ』と『クルクルパーマネントガール』(本体各1000円)。浅生さんの起用について岩城さんは、映画版「私は猫ストーカー」のエンドロールの猫のイラストが、「パラパラブックス」にぴったりだったからという。とくに『猫のあいさつ』は、世の猫好きにウケて現在2刷、1万5000部。テーマとアイデア次第で、様ざまな作家の作品をシリーズに入れられるという手応えを掴んだ。「アニメは作り手側のペースで見るわけだけど、 フリップブックは自分のペースで動きが楽しめる。

パラパラめくると風が起きたり、紙の質感とか感触とか、そんなところが何ともいえない魅力なんですよね」とその魅力を熱く語る岩城さん。  雑貨やおもちゃの要素もあるため、書店以外のショップからも引合いがある。だが違う業界の人から「バラして付箋にしてみたら?」などといった提案を受けると、「いやァ違うやん、これは本。まるごと1冊で完成された世界を作ってる本なんよ」という確信が、かえって強まると笑う。だからこそ、フリップブックというジャンルにこだわり、アートの域に達する作品を生みだしてきたアーティスト、「もうひとつの研究所」を大事にしたいのだ、とも。今年のクリスマス前には、現在制作中だという〝もひけんさん〟作、アッと驚くような仕掛けを施した「パラパラブックス」の新刊が、再び書店の店頭を賑わすことになりそうだ。

(掲載文より抜粋)

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