近代の日本画壇において西の栖鳳東の大観と並び称される竹内栖鳳は昭和12年文化勲章が制定されると大観とともに第一回の受賞者に選ばれました。明治期の京都画壇は新しい日本画の確立が大きな課題となっていましたが栖鳳は円山・四条派の伝統的な技術と感覚を土台に西欧絵画の新しい技法と理論を享受しつつ日本画の近代化に不滅の業績を残しました。本画集では軽妙洒脱な自然感を見事に昇華させた栖鳳芸術の優品を全国の美術館よりあつめ紹介します。
平野重光(前京都市美術館学芸課長)-序文より抜粋-
展覧会・イベント
2023.10.7-12.3 | 京都市京セラ美術館
新刊
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近代の日本画壇において西の栖鳳東の大観と並び称される竹内栖鳳は
昭和12年文化勲章が制定されると大観とともに第一回の受賞者に
選ばれました。
明治期の京都画壇は新しい日本画の確立が大きな課題となっていましたが
栖鳳は円山・四条派の伝統的な技術と感覚を土台に西欧絵画の新しい技法と
理論を享受しつつ日本画の近代化に不滅の業績を残しました。
本画集では軽妙洒脱な自然感を見事に昇華させた栖鳳芸術の優品を全国の
美術館よりあつめ紹介します。
平野重光(前京都市美術館学芸課長)-序文より抜粋-