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京都「雲母唐長」伝統30文様、計96枚の便箋を収録!
寛永元年(1624)年創業、約400年つづく唐紙屋を継承する雲母唐長。
「唐紙」の文様は、一点ずつ丁寧に手摺でこしらえられ、平和や吉祥への思いが込められています。
京都で連綿と受け継がれてきた伝統的な文様を、雲母唐長を主宰するトトアキヒコ氏・千田愛子氏の監修のもと、
贅沢なレターブックに。贈ってうれしい、眺めてうつくしいレターブックです。
(「はじめに」より引用)
「文様」には、祈りの風景が在ります。表層的な「デザイン」ではありません。
そこには、人々の祈りや願いが込められ、神さまが潜んでいます。(トトアキヒコ)
唐紙は、平安時代に伝わった文字を書く為の料紙が起源です。
文様と色で彩られた料紙が人間の大切な思いや願いを言葉と共に運んだのです。
文様により運ばれた言葉は、誰かが誰かに宛てたものだけに留まりませんでした。
雲母摺の唐紙に書き記された古今和歌集や三十六歌仙は、
平安時代から千年の時をこえて今なお私たちの目の前に煌めく美として存在しています。
雲母唐長(きらからちょう)
寛永元年(1624)に京都で創業した約400年続く日本唯一の唐紙屋を継承。唐紙師トトアキヒコと創業家の千田愛子が京都・嵯峨の地にて唐長を受け継ぎ、伝統的な襖や壁紙をはじめ、寺社仏閣などの文化財修復から唐紙アート作品まで、多種多様な唐紙の美を広く世界に伝えています。同時に、紙以外の異素材や他者とコラボレーションしたプロダクトを発表するなど、文様と色の美を通じて人々の暮らしを豊かにしたいとの思いをこめたモノづくりをしています。雲母唐長は、独自の美意識とセンスで衣食住の時間と空間を提案し、江戸時代から続いた日本最後の唐紙屋として、現在も唐紙の制作を続け、唐紙文化を伝え続けています。