ようびの器ものみな美しき日々のために
- 定価:
- 3,850円(本体3,500円)
- 著者:
- 眞木啓子
- 表紙絵:
- 加藤静允
- 装本:
- 戸田勝久
- デザイン:
- 綿引陽子
- 判型:
- B5変
- 総頁:
- 272頁
- 製本:
- PUR製本
- ISBN:
- 978-4-86152-909-2 C0072
食のプロフェッショナルから愛され続ける
大阪の器屋「工芸店ようび」、半世紀の記録!
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食の都・大阪で半世紀以上続く器屋「工芸店ようび」。店名の「ようび」とは「用の美」に由来し、京都の老舗料理店「懐石 辻留」二代目主人の辻嘉一氏が名付け親です。様々な作家と丁寧な対話を重ねて「ようび」オリジナルの器を作り、その目利きには数多くの料理人が揺るぎない信頼を寄せています。
店主・眞木啓子による初めての著書となる本書では、京都の俵屋旅館など名だたる顧客との交流、辻嘉一氏の教えなどを通じ、和の器の奥深さ、工芸の本質を描き出します。上質な日々のための器使いのヒントも満載です。
料理を生かし尚かつその物自体も美しいという
まさに「ようび」の名にふさわしい器揃えの店である。
——俵屋旅館十一代目当主 佐藤 年 (帯文より)
目次:
一汁一菜
軽快なおもてなしの料理
私のこれまで
漆のはなし
空想の宿 花の家
うつわをつくる
眞木啓子(まき・けいこ)
「工芸店ようび」店主。1970年、漆芸家であった兄(故野田行作)の器を売る場所として大阪・曽根崎に器の店「ようび」を開く。店名の「ようび」とは「用の美」に由来し、京都の『懐石 辻留』二代目主人・辻嘉一氏が名付け親。