〈点景〉から〈線景〉へ。高松伸が90年代に山陰地方に完成させた、11棟もの作品群。風景の中での陰影、あるいは孤絶の佇まいを浮き彫りにする写真を通 して「建築としての風景・風景としての建築」を過激に問いかける。少年時代に出会った出雲大社の境内にある「庁の舎」。この近代建築に、彼は強い印象と感銘を受け、将来を決めたのだという。未来的建築の源泉に潜む土俗的衝動など、作家論としても重要なメルクマールとなろう。同時に公共建築の新たな在り方を 強烈に示唆するものでもある。
http://www.takamatsu.co.jp/
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〈点景〉から〈線景〉へ。高松伸が90年代に山陰地方に完成させた、11棟もの作品群。風景の中での陰影、あるいは孤絶の佇まいを浮き彫りにする写真を通 して「建築としての風景・風景としての建築」を過激に問いかける。少年時代に出会った出雲大社の境内にある「庁の舎」。この近代建築に、彼は強い印象と感銘を受け、将来を決めたのだという。未来的建築の源泉に潜む土俗的衝動など、作家論としても重要なメルクマールとなろう。同時に公共建築の新たな在り方を 強烈に示唆するものでもある。
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