装丁家の草分けにして、常に第一線で活躍する著者の全作品を集大成。稲垣足穂やなだいなだの単行本から全集まで、多岐にわたる仕事から、時代を反映した表情と高い創造性が伝わる。
「本とは三次元の物体だろうか。紙ほどに軽くて薄い一枚の存在が層をなすと、かなり重量のある『本は重くて・・・』になってしまう。その一枚一枚の両面から、活字の行間や図柄から、視覚を通して発する、不思議な魂の伝達作用を考えると、書物は三次元にとどまらぬ、四次元の存在物とも言える。」(山本美智代)
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装丁家の草分けにして、常に第一線で活躍する著者の全作品を集大成。稲垣足穂やなだいなだの単行本から全集まで、多岐にわたる仕事から、時代を反映した表情と高い創造性が伝わる。
「本とは三次元の物体だろうか。紙ほどに軽くて薄い一枚の存在が層をなすと、かなり重量のある『本は重くて・・・』になってしまう。その一枚一枚の両面から、活字の行間や図柄から、視覚を通して発する、不思議な魂の伝達作用を考えると、書物は三次元にとどまらぬ、四次元の存在物とも言える。」(山本美智代)