株式会社青幻舎Seigensha Art Publishing, Inc.
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現在におけるツールの進化や報道の信憑性のゆらぎは、写真に即時性、リアリティ、現場主義といった旧来の枠組みからの飛躍を余儀なくした。
「真実」や「記録」とはなにか‐‐‐‐
写真家たちがさまざまな文脈を駆使しながら彼らなりのアプローチを模索し、表現を拡大するいま
ドキュメンタリー写真が辿り着いた新境地が、ここにある。
ラファウ・ミラハ/ヤン・ラッセル/ダニラ・トカチェンコ/マックス・ピンカース
トーマス・サルヴィン/アレハンドロ・カルタヘナ/キャロリン・ドレイク
―サイモン・ベーカー「歴史を理解するために『写真』はどう役に立つのか」
― 中森康文「『記録』と『表現』の狭間にあるアートと写真の実験」
―ロジャー・バレン インタビュー「独自のメタファーが織りなすリアリティの表象」
■3.11後の写真をめぐる断章
後藤由美/五十嵐太郎/朝吹真理子
■ドキュメンタリー写真集が見せる社会の変遷
■巻頭ストーリー: TOILETPAPER
『TOILETPAPER』というコード/記号 文=ミリアム・ベン・サラ
■ Cream of “FOODGRAPHY” 写真と食の化学反応
食を写した写真はさまざまなインスピレーションを与えてくれる一方で、食がもたらす現代社会の歪みを可視化し、提示するも可能だ。
メディアを通して、写真表現にも多大な影響を与えてきた食文化。
近年アート写真においてなされている多彩な食表現を、その周縁とともに紹介する。
■写真家の言葉 : サラ・ムーン×森山大道 「揺れ動く既視感と未視感」
夢で見るような幻想的な世界を創り上げるサラ・ムーンと、光と影のコントラストを駆使してストリートスナップを撮り続ける森山大道。
一見、タイプの異なるようでいて、常に未知なるイメージを追い求めるニ人は、深いところで通じ合っていた。
■「Model Studies: Kōtō -ku」 トーマス・デマンド
模型が囁く思考の痕跡 トーマス・デマンドが撮りおろした建築家のアイデア
■ The Great Master’s View vol.12/ゲイリー・ウィノグランド
(文= 阿久根佐和子)
(発行元:アマナ/発売元:青幻舎)