『風を残せり』『遊園』につづく、待望の第三歌集。7年間の作品、約440首を収める。 大きく二章に分けられた構成は、思惟と身体が呼び交わす奥行きをもち、さらに一連ごとに短編小説を読むような味わいを残す。文明の夏か、世界の夏か、人生の夏か、「終はつた」場所にたゆたい、沈潜することを、言葉とリズムが選びとっている。
「どういうことなのだろうと思ったさまざまなこと それらがわからないものはわからないままの表情をもって この集の歌にとどまっていてくれればと思う。」 ― あとがきより
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『風を残せり』『遊園』につづく、待望の第三歌集。7年間の作品、約440首を収める。 大きく二章に分けられた構成は、思惟と身体が呼び交わす奥行きをもち、さらに一連ごとに短編小説を読むような味わいを残す。文明の夏か、世界の夏か、人生の夏か、「終はつた」場所にたゆたい、沈潜することを、言葉とリズムが選びとっている。
「どういうことなのだろうと思ったさまざまなこと それらがわからないものはわからないままの表情をもって この集の歌にとどまっていてくれればと思う。」 ― あとがきより