すべての人は、こどもかこどもであったにもかかわらず、<こども>とは捉えがたくはかり知れない存在。こどもとは単なる幼い人ではなく、人が人であるための原点ともいえます。心の中には<こどもの自分>が存在し続け、人はその<こども>と常に向き合って生きていくのかもしれません。アーティストにとっても、この<こども>の存在が創造力の源となることがあります。たとえばわが子の「生」の喜びと、同時にしのび寄る「死」への不安。また、心の奥底に住みついている自画像としての<こども>。本書では、国内外の作家たちによって表されたこども像80点と、作家の言葉を取り上げます。それはきっと、見る人の心の中にいる<こども>をも呼び覚ます力をもつでしょう。
<主な収載作家>荒木経惟、土門拳、木村伊兵衛、島尾伸三、香月泰男、岸田劉生、青木繁、奈良美智、会田誠、オーギュスト・ルノワール、エドワルド・ムンク、パウル・クレー、クリスチャン・ボルタンスキー他
新刊
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すべての人は、こどもかこどもであったにもかかわらず、<こども>とは捉えがたくはかり知れない存在。こどもとは単なる幼い人ではなく、人が人であるための原点ともいえます。心の中には<こどもの自分>が存在し続け、人はその<こども>と常に向き合って生きていくのかもしれません。
アーティストにとっても、この<こども>の存在が創造力の源となることがあります。たとえばわが子の「生」の喜びと、同時にしのび寄る「死」への不安。また、心の奥底に住みついている自画像としての<こども>。本書では、国内外の作家たちによって表されたこども像80点と、作家の言葉を取り上げます。それはきっと、見る人の心の中にいる<こども>をも呼び覚ます力をもつでしょう。
<主な収載作家>
荒木経惟、土門拳、木村伊兵衛、島尾伸三、香月泰男、岸田劉生、青木繁、奈良美智、会田誠、オーギュスト・ルノワール、エドワルド・ムンク、パウル・クレー、クリスチャン・ボルタンスキー他