本書は、1986年から94年にかけて、日本各地の石灰岩や工場群、 鉱山を取材した連作。木村伊兵衛賞受賞をはじめ、ヴェネチア・ビエンナーレ参加など、現代写真の第一人者として活動を続ける、畠山直哉の原点。初版から12年を経て、遂に刊行されたファン待望の一冊。
優れた写真集がそうであるように、これは単によい写真を選んでまとめたというものではない。散発的な写真の寄せ集めという気配は微塵もない。写真集の一冊がひとつの作品として完結していて揺るぎがない。それぞれの写真は一つの意図に向かって集約され、その総体としてある主張が聞こえてくる。
ー大辻清司「現実と比現実の分水嶺、もうひとつの景観」から抜粋
新刊
4月刊行予定
SEIGENSHA Group
本書は、1986年から94年にかけて、日本各地の石灰岩や工場群、 鉱山を取材した連作。
木村伊兵衛賞受賞をはじめ、ヴェネチア・ビエンナーレ参加など、現代写真の第一人者として活動を続ける、畠山直哉の原点。
初版から12年を経て、遂に刊行されたファン待望の一冊。
優れた写真集がそうであるように、
これは単によい写真を選んでまとめたというものではない。
散発的な写真の寄せ集めという気配は微塵もない。
写真集の一冊がひとつの作品として完結していて揺るぎがない。
それぞれの写真は一つの意図に向かって集約され、
その総体としてある主張が聞こえてくる。
ー大辻清司「現実と比現実の分水嶺、もうひとつの景観」から抜粋