著者/河井須也子
河井寛次郎は稀有な陶芸家として知られ、陶磁器のほか、オブジェや書、名文など数多く遺した。柳宗悦らと民芸運動を率いる一方、独創的な陶芸世界を確立、国際的にも高い評価を得た。人間国宝や文化勲章の推薦も辞退、ひたすら美の世界を追求し、一陶工としてその生涯を終えた。無私普遍の生き方と作品や人柄を慕うファンは多い。
著者、河井須也子は、寛次郎の一人娘として常に身近に接してきた。本書は、幼少の頃からの寛次郎との思い出や、それにまつわる事柄など、折に触れてしたためてきた文章をまとめたものである。父親として、陶芸家として(或いは陶工として)、過ごした日々の暮らしや、歩んできた道のり、そして多くの文人墨客(柳宗悦、棟方志功、浜田庄司、バーナード・リーチなど)との触れあいや交歓を綴った珠玉の作品集。
装訂:大西和重
目次(抜粋)父・寛次郎陶工 寛次郎父の肖像表現者 寛次郎柳宗悦先生濱田の小父ちゃまと濱田家の方々リーチの小父ちゃま追悼、芹澤圭介先生黒田辰秋さまと我が家棟方さんと私父の無二の賢友、川勝賢二様不忘の抄
著者/河井須也子
河井寛次郎は稀有な陶芸家として知られ、陶磁器のほか、
オブジェや書、名文など数多く遺した。
柳宗悦らと民芸運動を率いる一方、独創的な陶芸世界を確立、
国際的にも高い評価を得た。
人間国宝や文化勲章の推薦も辞退、ひたすら美の世界を追求し、
一陶工としてその生涯を終えた。
無私普遍の生き方と作品や人柄を慕うファンは多い。
著者、河井須也子は、寛次郎の一人娘として常に身近に接してきた。
本書は、幼少の頃からの寛次郎との思い出や、それにまつわる事柄など、
折に触れてしたためてきた文章をまとめたものである。
父親として、陶芸家として(或いは陶工として)、過ごした日々の暮らしや、
歩んできた道のり、そして多くの文人墨客(柳宗悦、棟方志功、浜田庄司、
バーナード・リーチなど)との触れあいや交歓を綴った珠玉の作品集。
装訂:大西和重
目次(抜粋)
父・寛次郎
陶工 寛次郎
父の肖像
表現者 寛次郎
柳宗悦先生
濱田の小父ちゃまと濱田家の方々
リーチの小父ちゃま
追悼、芹澤圭介先生
黒田辰秋さまと我が家
棟方さんと私
父の無二の賢友、川勝賢二様
不忘の抄