新装版 標本の本 京都大学総合博物館の収蔵室から
- 定価:
- 1,650円(本体1,500円)
- 著者:
- 村松美賀子、伊藤存
- アートディレクション:
- 原田祐馬
- 判型:
- A6
- 総頁:
- 280頁
- 製本:
- 並製
- ISBN:
- 978-4-86152-724-1 C0070
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動植物から化石や鉱物に至るまで、京都大学総合博物館の収蔵室は約260万点を収蔵する圧巻のワンダーランド。一般公開されていない地下収蔵室のさまざまな標本を豊富な写真とわかりやすい解説で紹介する。美術作家・伊藤存が同行したフィールドワークの記録やスケッチも収録。標本出生の秘密を探る。
小川洋子さん(小説家)による文庫解説を収録。
村松美賀子(むらまつ・みかこ)
編集と文筆。出版社勤務の後、数多くの書籍や雑誌を手がけ、本の制作に伴って、展示やイベントなども開催する。生活文化を中心にアートや科学など、ジャンルを超えた執筆・制作を続ける。著書に『京都でみつける骨董小もの』(河出書房新社)、『京都の市で遊ぶ』『いつもふたりで』(共に平凡社)など多数。
伊藤存(いとう・ぞん)
現在、京都を拠点に活動。刺繍作品をはじめとして、アニメーションや小さな立体制作にも力を入れている。2003年、ワタリウム美術館(東京)にて個展「きんじょのはて」を開催。「世界制作の方法」国立国際美術館(2011年)、「プライマリー・フィールドII: 絵画の現在 ─ 七つの〈場〉との対話」神奈川県立近代美術館 葉山(2010年)、「Louisa Bufardeci & Zon Ito」シドニー現代美術館(2009年)、「ライフがフォームになるとき:未来への対話 / ブラジル、日本」サンパウロ近代美術館(2008年)など国内外の美術館での展覧会に参加している。2016年、2011年、2009年にタカ・イシイギャラリーにて個展を開催。代表的な出版物は『NEW TOWN』(2006年リトルモア刊)。