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ニッポンの芸術のゆくえ なぜ、アートは分断を生むのか?

定価:
2,200円(本体2,000円)
著者:
津田大介、平田オリザ
デザイン:
ソウルデザイン
判型:
B6
総頁:
208頁
製本:
並製
ISBN:
978-4-86152-834-7 C0073

津田大介、平田オリザが、日本の「文化芸術」の問題と可能性を徹底討論

近年、文化芸術、アートをめぐって様々な問題が巻き起こっています。本書は、劇団「青年団」主宰し国内外で活躍する劇作家・平田オリザ氏、「あいちトリエンナーレ2019」で芸術監督を務めたジャーナリスト・津田大介氏による対談で構成しています。演劇界、ジャーナリズム界でリードする両氏が、「ニッポンの文化芸術」の問題点、可能性について存分に語ります。「表現の不自由展」で議論を呼んだ「あいトリ」は何が問題だったのか? コロナ危機で露わになった文化政策の脆弱性とは? 学術会議問題は「学問の自由」のみならず「表現の自由」にもつながる……。文化芸術を皮切りに、日本政治、トランプ現象、地方が生き残る戦略、withコロナ時代のあり方など、これからの日本が向かうべき道筋を問います。

第1章 文化芸術と社会
第2章 日本の文化政策
第3章 地方とアートの可能性
第4章 あいちトリエンナーレが目指したもの
第5章 新型コロナ危機と文化芸術のゆくえ

津田大介(つだ・だいすけ)
1973年、東京都生まれ。ジャーナリスト、メディア・アクティビスト。ポリタス編集長。あいちトリエンナーレ2019芸術監督。

平田オリザ(ひらた・おりざ)
1962年、東京都生まれ。劇作家、演出家。劇団「青年団」主宰。

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