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SEIGENSHA FOCUS シリーズ
    
SEIGENSHA FOCUS シリーズ アンディ・ウォーホル
SEIGENSHA FOCUS シリーズ アンディ・ウォーホル

20世紀を代表するメディアの寵児、ウォーホル。
イラストレーターとしてスタートを切った1950年代、ポップ・スターに上りつめた60年代、肖像画家としての70年代を経て、革新性と生産性を伴った最後の10年までを概観。この比類なき天才の人生と作品群を振り返る。

世間はアンディ・ウォーホル(1928-1987)を「ポップの王」と呼んだ。
1960年代のアメリカ消費文化の象徴となった絵画の殿堂を築いた芸術家である。
ウォーホルが自らの作品で描き出したのは、第二次大戦後の急激な経済成長と
新しい政治権力により形づくられたアメリカの姿だった。
ウォーホルによる多数の雑貨、問題を抱えた有名人、死と惨劇を見ると、
消費文化の恩恵と、その安寧を脅かす潜在的な悲劇の両方を直視せずにはいられない。
ウォーホルはありふれたものを抜き出し、
それをアメリカ文化の象徴として我々に提示したのだ。(本文より)

著者:ジョゼフ・D・ケットナー2世

    
SEIGENSHA FOCUS フランシス・ベーコン
SEIGENSHA FOCUS フランシス・ベーコン

強烈な衝撃を見る者にあたえ、現代社会の悲劇をもっとも象徴すると評されるベーコンの絵画。 生と死、偶発と制御、革新と伝統。あらゆるパラドックスを生む作品と、波乱万丈の生涯。 そのミステリアスにして稀有な魅力を豊富な参考図版と論考より解剖を試みる。

フランシス・ベーコン(1909-1992)の芸術は、今日においても力強い輝きを放っている。
特に、驚くほど歪められた顔や体は、日常生活に潜む人間の暗部を思い起こさせる。
ベーコンの独創性は、そのカリスマ性や華やかで自由奔放な生き方と深く結びついている。
しかし、ベーコンの業績については、ピカソの場合と同じように、
自伝的な説明で単純に片づけてしまうのではなく、
絵の持つ激しさや実存的なパワーを捉えることが大切である。(本文より)

著者:マーティン・ハマー

    
SEIGENSHA FOCUS ジョージア・オキーフ
SEIGENSHA FOCUS ジョージア・オキーフ

自然主義と抽象絵画を融合させた独創的作風で、 アメリカ近代絵画に偉大な足跡を残したオキーフ。 初期の木炭による抽象画から、世界的に有名な花のシリーズ、 シュルレアリスムの影響を受けたニューメキシコでの作品まで オキーフの生涯と芸術を解き明かす。

―アメリカの画家ジョージア・オキーフ(1887-1986)は、先駆者的な存在として、
後に続く女性たちに新たな可能性を拓いた人物である。
生前、オキーフの作品はほとんどいつも、正に「女性的」であるとみられてきた。
だが、彼女を型にはめて考えるのは禁物だ。
鮮やかで明快なデザインのセンス。
何のためらいもなく表現された、輝くような色の装飾的な形への愛情。
しばしば見られる抽象と写実の取り合わせ。
こうして人気を得た結果、オキーフの絵はあちこちで目にする見慣れたものとなったため、
その豊かさや複雑さは見過ごされてしまうこともある。(本文より) 

著者:ランダル・グリフィン

    
SEIGENSHA FOCUS シリーズ 説明
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