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ビジュアル文庫

北斎漫画 第三巻 永田生慈解説

Hokusai MANGA vol.3

Katsushika-Hokusai was a well-known artist and teacher of the early 19 century. In 1814, his sketches were published in handbook form as Hokusai-Manga. Not only did this publication surpass its initial ambitions to serve as a reference for students, it became a bestseller at the time and eventually became an enduring favorite. In its 15 volumes, totaling 970pages with over 4,000 illustrations. Hokusai Manga presents in concentrated form all the themes, motifs, and drawings techniques found throughout his art. Also included are caricatures, satirical drawings, multiple-panel illustrations, and narrative depictions, which undoubtedly became the basis for manga as it is understood today.

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「北斎漫画」ついに完結!

第三巻の「奇想天外」では、和漢の故事や伝説、
芝居の名場面や宗教的画題、幽霊、妖怪といった幻想的な世界を中心に収録。
「狂態百出」「故事拾遺」「百鬼図会」「神仏風姿」の4つのカテゴリーで構成。
逸話や御伽噺、故事古典の画題からはじまり、神仏や聖人、僧侶、
そして天狗や河童まで。
故事古典に関する博識博学ばかりか、北斎の人智を超えた造形力、描写力、
そしておどろくべき想像の世界が繰り広げられる。
全三巻を締めくくるものとして、図版の総索引や、
定本に掲載されていた柳亭種彦、式亭三馬による序文もあわせて収録。

北斎は90歳で死の床に就いたとき、神様に
「あと10年ください」と命乞いをしたんです。しかも、
「もし10年が無理なら、せめて5年でもいいから」と、
値切って神様と交渉するんですよね、必死に。(中略)
画家は、ただただ描きたい、それがあるだけなんです。
(横尾忠則氏 インタビューより抜粋)

解説:『北斎漫画』革新の巻 永田生慈
インタビュー:未完の傑作、未完の生涯 横尾忠則
       旅する北斎漫画 浦上満

アートディレクション:祖父江慎

全三巻 好評発売中

Hokusai MANGA vol.3

□ format : 148×105×24mm
□ binding : paperback
□ page : 352 pages(black&red)

Special online price:
1,500 yen (JPY)
Price with shipping included as follows:

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北斎漫画 第三巻
永田生慈解説

□ 判型:A6判(文庫判)
□ 総頁:総352頁
□ 並製
□ ISBN 978-4-86152-288-8 C2071

定価:1,500円+消費税
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書 評

読売新聞 ―2011/6/12 掲載

田舎親父の寄り合い風情、疲れた母親の昼寝顔、風に裾を煽られて困る娘の後ろ姿など、当時実存したに違いない人と場面のあらゆるリアリティを一図のなかに完璧に閉じこめているから、一コマ漫画にも通じている。「さまざまのかたち、けはい、さながらいきてはたらくかとぞおぼゆる」、と江戸の狂歌師・六樹園(石川雅望)が序文で褒める通り、今日の目にも、人間の気配、交わる姿はきびきびと生動するのである。ゆるく分類され、一ページにぎっしりと描きこまれた略筆の人物図には、無数の小さな物語が宿っているように感じる。ページの上を流れる目は、ある人物の仕草で止まり、逆行し、なぞるように眺め直す運動を繰り返している。読書の感覚によく似ている。 『北斎漫画』は、日本の書物としてもっても早い時期に欧州へ渡り、紹介されている(シーボルトの『日本』、1832年刊)。ジャポニズムの起爆剤としてフルに働いた、「世界文学」でもある。

(ロバート・キャンベル氏 掲載記事より抜粋)

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