株式会社青幻舎Seigensha Art Publishing, Inc.
<京都本社>〒604-8136
京都市中京区三条通烏丸東入梅忠町9-1 大同生命ビル5F
TEL:075-252-6766FAX:075-252-6770
<東京支社>〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-14-3 神田錦町ビル6F
TEL:03-6262-3420FAX:03-6262-3423
Copyright © Seigensha Art Publishing, Inc. All rights reserved.
全身を「半刈り」にして「ハンガリー」に行った男。日焼けで万博のシンボルマークをお腹に作り街を半裸で闊歩した男、画廊にバーを出現させ、2日間女装しローズチュウとして観客を招いた男。かと思えば、鉄道や船を解体し、約25トンにおよぶその廃鉄で巨大な機械彫刻「スペースロブスターP-81」を作った男。衝撃的作品と逸話を残してきた美術作家、榎忠<エノキチュウ>。
1960年代の神戸を 拠点に活動を開始し、現在に至るまで活躍している榎忠は、自身の体を使った数々の芸術表現で常に観るものを刺激し、人間の可能性や社会との関係性を浮き彫りにしてきました。村上隆やヤノベケンジをはじめとして、彼の作品に触発された新世代は数知れません。
本書はエノチュウのすべてを通観する待望の一冊です。
<執筆者>
池水慶一/植松奎二/木ノ下智恵子/椹木野衣/曽我 陋/建畠 晢/
泥 雅子/中島徳博/原 久子/堀尾貞治/村上 隆/ヤノベケンジ/
山本忠勝/山脇一夫