折元立身は、1970年代からニューヨークを起点として世界中で精力的なパフォーマンスを展開し、現代アートとして国際的にも高い評価を獲得している。たくさんのパンを頭にくくりつけた奇妙な姿で公共の場にあらわれる<パン人間>のパフォーマンスや、アルツハイマーを患った実母との生活を<アート・ママ>シリーズとして発表。生活と密接につながりながらも乾いたユーモアを感じさせ、高齢化社会におけるポジティブな提言としても意義深い。1970年代から最新作までを網羅し、はじめて折元立身の全貌を明らかにする。
文:建畠 哲、ヨハネス・ローター・シュローダー
折元立身は、1970年代からニューヨークを起点として世界中で精力的なパフォーマンスを展開し、現代アートとして国際的にも高い評価を獲得している。
たくさんのパンを頭にくくりつけた奇妙な姿で公共の場にあらわれる<パン人間>のパフォーマンスや、アルツハイマーを患った実母との生活を<アート・ママ>シリーズとして発表。
生活と密接につながりながらも乾いたユーモアを感じさせ、高齢化社会におけるポジティブな提言としても意義深い。1970年代から最新作までを網羅し、はじめて折元立身の全貌を明らかにする。
文:建畠 哲、ヨハネス・ローター・シュローダー