青幻舎 SEIGENSHA Art Publishing

深紅の衣を纏った老若の僧侶､
生活と修行とが一体となった暮らしのルポとスナップ。
ミャンマーの僧院での出来事を瞬間に切り取る奇跡の邂逅。
上田義彦､渾身の撮りおろし写真集。

夢
夢を見る
人は夢を見る
いろいろな夢を見る
眠っている時も
起きている時も
生まれて
死ぬまで
ずっと　ずっと
夢を見る

サク僧院にて／上田義彦

上田義彦（うえだ・よしひこ）
1957年生まれ。日本を代表する広告写真家として活躍しながら､数多くの個人作品を撮り続けている。その独自の世界を持った作品群は国内外から高い評価を得る。
代表作として､アメリカインディアンの聖なる森を捉えた『QUINAULT』をはじめ､舞踏家・天児牛大を撮影した『AMAGATSU』､自身の家族を写した『at Home』など。今春､ロンドンのMICHAEL HOPPEN Galleryにて『Quinault』展を開催し好評を博す。
今後の予定として､6月にアメリカ サンタフェTAI Galleryにて同写真展を開催､また7月にはG/P Galleryにて新作『YUME』の個展を開催予定。