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2014年、64歳という画家としての円熟期に急逝した辰野登恵子。 大型油彩の印象が強い一方で、シルクスクリーン、リトグラフ、木版、銅板などさまざまな技法による版画作品を生み出していた。本書は、作家の広い視野と挑戦の軌跡として、未発表の作品含む版画およびドローイング群を中心に、図版頁と作品集「紙の仕事」による二部構成で辰野芸術を多角的に検証する作品集である。
図版頁:版画とドローイング各70余点、油彩約30点 作品集「紙の仕事」:版画約270点、ドローイング約300点収録
展覧会情報 埼玉県立近代美術館:2018年11月14日~2019年1月20日 名古屋市美術館:2019年2月16日~3月31日
辰野登恵子(たつの・とえこ) 時代を牽引する表現の担い手として常に脚光を浴びた画家。70 年代にグリッドやストライプをモチーフとした版画作品で注目を集め、80年代以降豊潤な色彩で有機的形象を描く独自の表現を追求、抽象絵画の新たな可能性を示し続けた。
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2014年、64歳という画家としての円熟期に急逝した辰野登恵子。
大型油彩の印象が強い一方で、シルクスクリーン、リトグラフ、木版、銅板などさまざまな技法による版画作品を生み出していた。本書は、作家の広い視野と挑戦の軌跡として、未発表の作品含む版画およびドローイング群を中心に、図版頁と作品集「紙の仕事」による二部構成で辰野芸術を多角的に検証する作品集である。
図版頁:版画とドローイング各70余点、油彩約30点
作品集「紙の仕事」:版画約270点、ドローイング約300点収録
展覧会情報
埼玉県立近代美術館:2018年11月14日~2019年1月20日
名古屋市美術館:2019年2月16日~3月31日
辰野登恵子(たつの・とえこ)
時代を牽引する表現の担い手として常に脚光を浴びた画家。70 年代にグリッドやストライプをモチーフとした版画作品で注目を集め、80年代以降豊潤な色彩で有機的形象を描く独自の表現を追求、抽象絵画の新たな可能性を示し続けた。