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「琳派の最後を飾る、抱一、其一、およびその後継者其明の残した、草木画帳というべきもので、大体四季の順序に配列されている。」(「作品解説」より)。宗達、光琳に続く琳派を代表する酒井抱一は、草花図を得意とし、叙情性をたたえた繊細な筆致は江戸時代後期の装飾画風を形成した。 明治期の精巧な木版刷原本の色彩を忠実に再現し、春の花129種、夏の花181種、秋の花163種、冬の花55種を上下巻にわたり掲載した「四季の花」(2006年 青幻舎刊)が、コンパクトサイズ新装版として再登場。
寄稿:今橋理子(学習院女子大学教授) 図版解説:故塚本洋太郎(前京都大学教授・農学博士)
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「琳派の最後を飾る、抱一、其一、およびその後継者其明の残した、草木画帳というべきもので、大体四季の順序に配列されている。」(「作品解説」より)。宗達、光琳に続く琳派を代表する酒井抱一は、草花図を得意とし、叙情性をたたえた繊細な筆致は江戸時代後期の装飾画風を形成した。
明治期の精巧な木版刷原本の色彩を忠実に再現し、春の花129種、夏の花181種、秋の花163種、冬の花55種を上下巻にわたり掲載した「四季の花」(2006年 青幻舎刊)が、コンパクトサイズ新装版として再登場。
寄稿:今橋理子(学習院女子大学教授)
図版解説:故塚本洋太郎(前京都大学教授・農学博士)