発掘 the OSAKA
- 定価:
- 3,300円(本体3,000円)
- 著者:
- 酒井一光
- 監修など:
- 酒井一光遺稿集刊行委員会
- 判型:
- A5
- 総頁:
- 304頁
- 製本:
- 並製
- ISBN:
- 978-4-86152-791-3 C0052
大阪を愛し、大阪人に愛された名雑誌「大阪人」の人気連載を完全収録!
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大阪歴史博物館の学芸員、故・酒井一光氏が、名雑誌「大阪人」(2012年休刊)に約6年間にわたり連載した『発掘 the OSAKA』全72回を完全収録。
文化財に指定された歴史的建築物から、街角に建つ無名の小さな建築まで、時には銭湯も交えるなど、独自の視点で選ばれた大阪の建築を、多くの写真と共に紹介。
自分の目と足で確かめた文章は具体的でわかりやすく、細部からその建築を読み解く視点は専門学芸員ならでは。
掲載建築物:
高麗橋野村ビルディング
日髙邸
岩出建設株式会社
南海電鉄西天下茶屋駅
東宝南街会館
京町ビル
商船三井築港ビル
阪急百貨店大阪うめだ本店
小林新聞舗
江戸堀コダマビル
青山ビル
鶴橋温泉
大阪倶楽部など70箇所以上。
刊行委員会:
山形正昭(大阪芸術大学)、笠原一人(京都工芸繊維大学)、倉方俊輔(大阪市立大学)、橋寺知子(関西大学)、髙岡伸一(近畿大学)、栄原永遠男(大阪歴史博物館)、澤井浩一(大阪歴史博物館)
酒井一光(さかい・かずみつ)
1968年東京生まれ。東京理科大学卒業、東京大学大学院建築学専攻博士課程中退。1996年大阪市立博物館(当時)、2013年大阪歴史博物館主任学芸員。日本では数少ない建築を専門とする学芸員として、特に大阪の近現代建築などの調査・研究に精力的に取り組み、煉瓦やタイルなど、図面や模型だけではない、建築部材を用いた建築展示のあり方を探求した。2018年没。