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内田樹氏が想田和弘氏の住む牛窓を訪れ、長時間にわたっての対話を中心にした、二人の初の対談本。少子高齢化が急速に進み、経済も低成長が余儀無くされる日本。かつての国際的地位から退き自信を失いつつある日本人は、これからどのように生きていくべきなのか?国内を代表する論客の対話を通じて、日本人の新しい生き方と、希望を見出す。
第1章「自然の流れ」に合わせて生きる -直進する時間と循環する時間-
第2章「地方の余白」に可能性がある -都市型グローバル資本主義からの転換-
第3章「新しい価値」を生み出す -心と身体感覚を研ぎ澄ませる-
第4章「暇と退屈」が人生を豊かにする -時間貧乏から時間富豪へ-
第5章「里山再生」が文明と自然をつなぐ -野生の反逆と向き合う-
第6章「自分の幸福」が世界を平和にする -現代社会に通ずる仏教の教え-
内田 樹
1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科 卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学 院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、映画 論、武道論。主著に『レヴィナスと愛の現象学』(文春文庫)、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)、 『日本辺境論』(新潮新書)など。近著に『レヴィナスの時間論』(新教出版社)、『複雑化の教育論』(東洋館出版社)など多数。
想田和弘
1970年栃木県生まれ。映画作家。東京大学文 学部宗教学宗教史学科卒。米国スクール・オブ・ ビジュアルアーツ映画学科卒。台本やBGMなどを排した「観察映画」というドキュメンタリー の方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』『精神』『Peace』『港町』『精神0』などあり、海外映画祭での受賞多数。著書に『なぜ僕は瞑想するのか』(ホーム社/集英社)、『観察する男』(ミシマ社)など多数。