6月刊行予定
思想家の内田樹氏、ドキュメンタリー映画作家の想田和弘氏による、初の対談本。分断を生み出す政治家たち、国の根幹を揺らぐ民主主義、行き過ぎた資本主義、学習意欲を低下させる教育システム、コロナによる大混乱……。数多の課題が山積し、万事休すに見える日本社会。
コロナ禍、想田氏はニューヨークから岡山県の小さな港町・牛窓に移住を決断した。本書は、瀬戸内海の美しい景色を眺めながら長時間にわたって対談を実施。日本を代表する論客2人が様々な論点を取り上げながら、低成長時代の日本人の生き方について問う。対談を通して、「下り坂のニッポン」から見える希望の一筋が見出せるはずだ。
***
コロナ、グローバル資本主義、都市の一極集中…… 「成長しない」生き方が日本の未来を灯す
幸福に生きるための新しい視座を与える現代社会への処方箋
内田樹(うちだ・たつる) 1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。著書に『日本習合論』(ミシマ社)など。
想田和弘(そうだ・かずひろ) 1970年栃木県生まれ。映画作家。東京大学文学部宗教学宗教史学科卒。米国スクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒。台本やBGM等を排した「観察映画」というドキュメンタリーの方法を実践。
思想家の内田樹氏、ドキュメンタリー映画作家の想田和弘氏による、初の対談本。分断を生み出す政治家たち、国の根幹を揺らぐ民主主義、行き過ぎた資本主義、学習意欲を低下させる教育システム、コロナによる大混乱……。数多の課題が山積し、万事休すに見える日本社会。
コロナ禍、想田氏はニューヨークから岡山県の小さな港町・牛窓に移住を決断した。本書は、瀬戸内海の美しい景色を眺めながら長時間にわたって対談を実施。日本を代表する論客2人が様々な論点を取り上げながら、低成長時代の日本人の生き方について問う。対談を通して、「下り坂のニッポン」から見える希望の一筋が見出せるはずだ。
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コロナ、グローバル資本主義、都市の一極集中……
「成長しない」生き方が日本の未来を灯す
幸福に生きるための新しい視座を与える現代社会への処方箋
内田樹(うちだ・たつる)
1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。著書に『日本習合論』(ミシマ社)など。
想田和弘(そうだ・かずひろ)
1970年栃木県生まれ。映画作家。東京大学文学部宗教学宗教史学科卒。米国スクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒。台本やBGM等を排した「観察映画」というドキュメンタリーの方法を実践。