株式会社青幻舎Seigensha Art Publishing, Inc.
<京都本社>〒604-8136
京都市中京区三条通烏丸東入梅忠町9-1 大同生命ビル5F
TEL:075-252-6766FAX:075-252-6770
<東京支社>〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-14-3 神田錦町ビル6F
TEL:03-6262-3420FAX:03-6262-3423
Copyright © Seigensha Art Publishing, Inc. All rights reserved.
大橋にとって写真を撮ることとはそうせざるを得ない行為であり、自分の命が反応してしまったものを、命が命じるままに記録したものが写真であるという。
脳細胞を直接刺激する何かへの反応。
射精のようでただ気持ちがよいわけではない、排泄のようでそれほど簡単ではない、やらざるを得ない、出さざるを得ない、人間の本能や命の深いところと関わっている、生きることの副産物として生まれるもの。
人ははじめての人生を生きている。
そして、人生とは「はじめて」との出会いを繰り返している行為ともいえる。
母の死
昆虫の視線でパンティを透かして見た
生命の旋律
肉として生きるとは、人とは。
本書は大橋にとっての自分の中の「はじめて」との出会いの記録である。
目の前に「はじめて」「あった」ものが写真になる。
それは処女作「目のまえのつづき」から変わらないスタンスといえるだろう。
本書に収められた写真をどう捉えるか、それは見る者に委ねられている。
先入観を捨てて、大橋の命ともいうべき写真群を眺める時、そこには見る者にとっての「はじめて」が「ある」。
大橋 仁(おおはし・じん)
1972年 神奈川県生まれ。
1992年 第8回キヤノン写真新世紀/荒木経惟選・優秀賞受賞
1999年 写真集『目のまえのつづき』(青幻舎)
2005年 写真集『いま』(青幻舎)
2012年 写真集『そこにすわろうとおもう』(赤々舎)
------------------------
【オリジナルプリント付写真集、サイン入り写真集販売中】
大橋仁さん公式オンラインショップ 「Jin Ohashi Photography Store」 にて、STORE限定のオリジナルプリント付写真集とサイン入り写真集を販売中です。
■写真集『はじめて あった』(サイン入り)
(¥12,000 税込/送料無料)
■【STORE限定100部】オリジナルプリント付き版
写真集『はじめて あった』
(¥29,000 税込/送料無料)
*青幻舎ECショップでは、オリジナルプリント付写真集・サイン入写真集のお取り扱いはございません。