新刊
社会がおりなした夢の跡 おもしろく、また時にせつなくなる一冊 民族の想い出をあつめた図像の博物誌 井上章一(国際日本文化研究センター所長)
50年におよぶおもちゃ収集で骨董市界隈で「関西の四天王」と呼ばれた北川和夫。本業のグラフィックデザイナーの視点がとらえた、時代・ジャンルにとらわれない、魅力的なビジュアルを放つコレクションは数万点。その膨大な北川コレクションを大衆文化研究者・石川肇(京都日本文化資源研究所)が分析、ビジュアル化に情熱を燃やす日本人の特性をひも解く。江戸時代後期から昭和頃まで、浮世絵、ポスター、ブリキのおもちゃ、人形、珍品等、掲載図版約300点。
北川和夫(きたがわ・かずお) 1939年、満州生まれ。グラフィックデザイナー。1983年、公共施設での日本初のおもちゃ展を堺市博物館にて開催。1988年、京都嵯峨野・想い出博物館を開館(現在休館)。日本キューピークラブ会長。著書に『キューピーさん』『キューピーたちの小さなおはなし』など。
北川美佐子(きたがわ・みさこ) 1946年、大阪生まれ。博報堂などを経て結婚。想い出博物館学芸員
石川肇(いしかわ・はじめ) 1970年生まれ。国際日本文化研究センター勤務を経て、現在、京都日本文化資源研究所所長。専門は東アジア近代の大衆文化研究(博士〈学術〉)。著書に『舟橋聖一の大東亜文学共栄圏―「抵抗の文学」を問い直す』(晃洋書房、2018)、『競馬にみる日本文化』(法藏館、2020)、『新発見書簡で読み解く 軍医森鷗外―後輩軍医佐藤恒丸に問う海外情勢』(法藏館、2024)など。
9月刊行予定
SEIGENSHA Group
社会がおりなした夢の跡
おもしろく、また時にせつなくなる一冊
民族の想い出をあつめた図像の博物誌
井上章一(国際日本文化研究センター所長)
50年におよぶおもちゃ収集で骨董市界隈で「関西の四天王」と呼ばれた北川和夫。本業のグラフィックデザイナーの視点がとらえた、時代・ジャンルにとらわれない、魅力的なビジュアルを放つコレクションは数万点。その膨大な北川コレクションを大衆文化研究者・石川肇(京都日本文化資源研究所)が分析、ビジュアル化に情熱を燃やす日本人の特性をひも解く。江戸時代後期から昭和頃まで、浮世絵、ポスター、ブリキのおもちゃ、人形、珍品等、掲載図版約300点。
北川和夫(きたがわ・かずお)
1939年、満州生まれ。グラフィックデザイナー。1983年、公共施設での日本初のおもちゃ展を堺市博物館にて開催。1988年、京都嵯峨野・想い出博物館を開館(現在休館)。日本キューピークラブ会長。著書に『キューピーさん』『キューピーたちの小さなおはなし』など。
北川美佐子(きたがわ・みさこ)
1946年、大阪生まれ。博報堂などを経て結婚。想い出博物館学芸員
石川肇(いしかわ・はじめ)
1970年生まれ。国際日本文化研究センター勤務を経て、現在、京都日本文化資源研究所所長。専門は東アジア近代の大衆文化研究(博士〈学術〉)。著書に『舟橋聖一の大東亜文学共栄圏―「抵抗の文学」を問い直す』(晃洋書房、2018)、『競馬にみる日本文化』(法藏館、2020)、『新発見書簡で読み解く 軍医森鷗外―後輩軍医佐藤恒丸に問う海外情勢』(法藏館、2024)など。