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フォンタネージ—イタリアの光・心の風景

8月刊行予定

定価:
3,960円(本体3,600円)
編著:
三菱一号館美術館、京都国立近代美術館、名古屋市美術館
アートディレクション:
原条令子デザイン室
言語:
日英併記
判型:
B5変
総頁:
368頁
製本:
並製
ISBN:
978-4-86831-056-3 C0071

日本近代洋画の礎を築いたフォンタネージとともにめぐる、イタリア風景画の旅

明治初期に来日し、「お雇い外国人」として2年間という短い期間ながら日本近代洋画の礎を築いたアントニオ・フォンタネージは、門下から浅井忠ら初期の洋画家たちを輩出した。一方で、画家としての全体像はあまり知られてこなかった。スイスやフランス、英国などヨーロッパ各地に滞在し、バルビゾン派やターナー、コンスタンブルらから影響を受けつつ、詩情豊かな独自の風景画を生み出したフォンタネージが、生涯にわたり描き遺した、美しいイタリアの光と風景を、200点を超える作品で紹介すると同時に、フォンタネージに影響を受けた画家たちの作品も掲載。ひとりの画家の生涯を通して、ヨーロッパと日本の近代絵画を振り返る一冊となる。

アントニオ・フォンタネージ(Antonio Fontanesi)
1818年2月23日ー1882年4月17日
1818年、イタリア北部レッジョ・エミリアに生まれ、当地の美術学校に学ぶ。1848年、第1次イタリア独立戦争に従軍、戦後はジュネーヴを拠点に活動すると同時にパリ訪問や南仏での制作も行う。1859年、第2次イタリア独立戦争に従軍、同年ジュネーヴに戻る。パリのサロンへの出品やロンドン、フィレンツェへの滞在ののち、1868年にルッカの美術アカデミーの校長兼教授、1869年にトリノのアルベルティーナ美術アカデミーの風景画教授に就任。明治政府に招かれ1876年に来日するものの体調の悪化などを理由に2年で帰国。1879年にアルベルティーナ美術アカデミーに復職し、以降後進を指導する傍ら、トリノを拠点に制作を続けた。1882年、トリノにて没。享年64。 日本滞在中には、本格的な美術教育を行い、指導を受けた当時の在学者には浅井忠、五姓田義松、小山正太郎、松岡寿、山本芳翠などがおり、後に明治期の洋画界で活躍した。工部美術学校には女性も入学でき、山下りんも在学者であった。

[フォンタネージ—イタリアの光・心の風景]の関連情報

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