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文芸・評論(文芸・評論・随筆・ノンフィクション)

美術館と建築

美術館は誰のためのものか!
「建築作品」として注目が高まる「美術館」をめぐって第一線で活躍する建築家、学芸員、アーティストたちが交わす熱きトーク

<国内外で活躍してきた学芸出身者による放談>
酒井忠康(世田谷美術館館長)
蓑豊(金沢21世紀美術館の立役者、現兵庫県立美術館館長) 
原田マハ(『楽園カンヴァス』で人気の小説家。元MOMA、森美術館学芸員) 

<日本を代表する建築家によるエッセイ>
伊東豊雄、内藤廣、松隈洋、團紀彦、石山修武、細田雅春、
青木淳、坂茂、藤森照信、渡辺真理、安藤忠雄、長谷川逸子

<アーティストが語る展示体験>
横尾忠則、舟越桂、青木野枝、束芋

データ篇
全国主要美術館の建築家、竣工年データ付きガイド
日本の美術館建築の歴史がわかる「読める年表」付

美術館と建築

□ 判型:四六版
□ 総頁:224頁
□ 並製

□ ISBN:978-4-86152-410-3 C0052

定価:2,500円+消費税
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書 評

美術館と建築―美術手帖1月号掲載

美術館を手がけるのは建築家にとって名誉なこと。作品としての建築には練り上げら れた構想と多くの人の思いが詰まっている。酒井忠康、蓑豊、原田マハの鼎談、建築 家12人によるエッセイ、横尾忠則や舟越桂ら作家の展示体験談を集め、美術館建築が 持ち得る可能性を再考。

美術館と建築―読売新聞12月15日掲載

 近年は美術館の建築に関心を寄せる人が増えているようだ。金沢支局勤務時代、多くの人が金沢21世紀美術館(2004年開館)の建築を見に訪れるのを目にした。

 建築家、作家、学芸員の三つの視点で建築としての美術館を論じたのが本書だ。建築家の細田雅春さんが「建築としての魅力ある空間性をいかにして存在させるかこそが重要」と言うのに対し、美術家の横尾忠則さんは「アートを生かして初めて建築の成功がある」と指摘。酒井忠康・世田谷美術館長は、美術館を魅力的にするのは「学芸員の腕、工夫次第」だとする。

 1980年代以前に建てられた美術館は改修・改築が必要な時期にある。立場の異なる 人々の輪から改めて美術館の役割と将来の展望を考えさせられる。美術館連絡協議会の30周年記念書籍。(睦)

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