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町田尚子画集 隙あらば猫

定価:
2,750円(本体2,500円)
著者:
町田尚子
ブックデザイン:
大島依提亜
判型:
A5横
総頁:
168頁
製本:
コデックス製本
ISBN:
978-4-86152-897-2 C0071

デビュー作から15年
人気絵本作家・町田尚子による、初の本格画集

町田尚子は、いま注目の人気絵本作家です。緻密な描写、大胆な構図をもつ作品で、絵本の中に奥行きのある世界を描き上げてきました。京極夏彦とタッグを組んだ怪談えほん『いるの いないの』をはじめ、話題の作品を次々と発表し、高い評価を受けています。

そんな町田の座右の銘は、「隙あらば猫」。童話や遠野物語など、一見、猫とは関係のない様々な物語の中でも、よく見ると、脇役として猫を登場させています。近年では、猫が登場する絵本を多数描き、その繊細な筆づかいで見る人を驚かせてきました。絵本の中に描かれた猫たちは、毛並みから仕草まで緻密に表現され、猫と共に暮らす彼女の観察眼の鋭さ、そして猫を慈しむ眼差しが感じられます。

本書では、デビュー作から最新作までの絵本の絵、装画、オリジナルの絵の仕事を収録します。

◉本書のための描き下ろし ミニ絵本「白木のピョン」
◉インタビュー「町田尚子の今までとこれから」

町田尚子(まちだ・なおこ)
1968年東京生まれ。画家、絵本作家。武蔵野美術大学短期大学卒業。絵本作品に『うらしまたろう』(あかね書房)、『マッチうりのしょうじょ』(フレーベル館)、京極夏彦とタッグを組んだ怪談えほん『いるの いないの』『あずきとぎ』(ともに岩崎書店)などがある。猫が主役の絵本に『ネコヅメのよる』(岩崎書店)、『なまえのないねこ』(小峰書店)、『ねことねこ』(こぐま社)、『ねこはるすばん』(ほるぷ出版)など。多くの読者に愛される絵本を描き続けている。

 

※本書はコデックス装という、背中を表紙で包まず、本を綴じるための糸をあえて見せたままにする製本仕様になっています。180°きれいに開くので、見開きのページが見やすく、開いたままの状態をキープすることができます。糸で綴じた上に背は糊で固めているため、強度的にも問題ありません。

※本書籍は、展覧会「隙あらば猫 町田尚子絵本原画展」(青幻舎プロモーション企画協力)の公式図録です。

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