青幻舎 SEIGENSHA Art Publishing

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ラブホテル

定価:
2,530円(本体2,300円)
著者:
都築響一
アートディレクション:
軸原ヨウスケ(COCHAE)
デザイン:
菅野沙耶(COCHAE)
翻訳者:
Andreas Stuhlmann
言語:
日英併記
判型:
A6
総頁:
448頁
製本:
並製
ISBN:
978-4-86152-925-2 C0072

都築響一が、忘れ去られた日本の文化遺産の魅力を問う!
400ページ超えの大ボリューム
2冊同時刊行!

ラブホの夢は、夜ひらく

「ラブホテル」、それは昭和・平成の色香にむせる愛の空間。
急速に姿を消しつつあった2000年代に遊びごころ溢れるインテリアを探し
歩いた全73室。オトナの夜の夢!
2023年に取材した最新ラブホデザインも追加!

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レトロとは「過ぎ去った時代のいいところだけを見てとる」技術でもある。戻れない時代に憧れるのはそれだけで楽しいけれど、このささやかな記録のコレクションから、当時のカップルがどんな驚きと興奮でこんな部屋を楽しんだか、そのドキドキワクワク感に思いを馳せ、それがいまから数十年後に「レトロ・デザイン」として愛でられるような新しいスタイルの創造につながっていくとしたら、僕としては最高にうれしい。

都築響一

 

都築響一(つづき・きょういち)
1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。

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