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レオ・レオーニと仲間たち

新刊

定価:
3,500円(本体3,182円)
編著:
松岡希代子、森泉文美
アートディレクション:
名久井直子
判型:
B5
総頁:
288頁
製本:
並製
ISBN:
978-4-86152-976-4 C0071

国と国のはざま、絵画とデザインのはざま、大文字のアートと小文字のアートのはざま。
“はざま”で悩み、世界をつなぐハブとして生きたレオ・レオーニ。作品約300点収録。

絵本『スイミー』や『あおくんときいろちゃん』など、日本でも幅広い世代から作品が愛されてきたレオ・レオーニ。
その人生は、イタリアで未来派のアーティストたち出会ったことから動き出し、アメリカでアートディレクターとして活躍。晩年には最愛の土地・イタリアと、アメリカを行き来しながら作品を生み出してきた。本書は、広告や絵画、彫刻、そして絵本と、活動が多岐に渡る中で、決して色褪せることなかった、レオの“つくることへの熱意”を長年の調査研究とともに辿ってゆく。
また、ブルーノ・ムナーリやベン・シャーン、エリック・カールなどレオと親交が深かったアーティストたちとのエピソードや作品を通し、その時代性をも見つめてゆく。

松岡希代子(まつおか・きよこ)
板橋区立美術館 館長。千葉大学大学院終了後1986年より板橋区立美術館 学芸員として勤務。1989年から「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を担当、また絵本やデザインに関する展覧会を多く企画担当する。2010年から2014年まで国際児童図書評議会国際理事に選出され2013年IBBY朝日国際児童図書普及賞審査委員長を務める。ボローニャ、ブラチスラバ、上海などのイラストレーションコンクール審査員を務めるほか、ワークショップも積極的に行うなど国内外で活動。

森泉文美(もりいずみ・あやみ)
東京大学教養学部比較文化比較文学修士課程修了。1988年にイタリア政府給費留学生として渡伊し、ボローニャ大学文哲学部歴史学科卒業。現在ローマ在住。1990年よりボローニャ国際絵本原画展のコーディネーターを務め、同展のドキュメンタリー映像を制作。日本のブルーノ・ムナーリ展等のコーディネート、キュレートに関わる。アメリカ初のレオ・レオーニ展カタログに寄稿。イタリアでは児童の語学教育や絵本を中心とした日本文化普及のワークショップを行う。近年日本ではイタリアの触る絵本制作の方法論普及に貢献。

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