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Encyclopedia of Flowers 植物図鑑

定価:
3,520円(本体3,200円)
著者:
東信/椎木俊介
判型:
B5判
総頁:
512頁
製本:
並製
ISBN:
978-4-86152-355-7 C0072

瞬く間に朽ちゆき、死への時間を刻んで姿を変容させていく花々。
東信と椎木俊介の二人は、365日、こうした花々の生き死をその手で触れ、対峙し続けてきた。昨年刊行した初作品集にして記念碑的な『2009-2011 Flowers』につづく第2弾となる本書は、作家表現や作品集といった枠組を超え、あまねく多くの人々に、自然のみが有する美しさ、その尊い生命を伝えることに徹底して取り組んだ普及版であり、さながら、現代における「植物図鑑」のスタンダード版である。

本書では200点を超える写真を収録し、収められた植物は、数万本、1600種を下らない。 それらは、現在、世界最大の花卉市場である日本で育てられた花々は勿論のこと、遠く遥かアマゾンの熱帯雨林やアジアの湿地帯、厳しい自然環境に原生する植物が、海を渡り、季節を越えて東京に集められたものである。

■200点を超える写真と1600種以上の植物を収録。
■巻末には、実用性を考慮し、掲載植物をすべて特定し、学名・和名を記した索引を付す。

東信(あずま・まこと/1976-)/椎木俊介(しいのき・しゅんすけ/1976–)
2000年より共同し、花や植物を用いた作品を制作しはじめる。2002年には、注文に合わせて花材を仕入れ、花束をつくるオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。こうした花屋としての活動に加え、2005年頃から、東の花や植物による造形表現が、海外から注目を集めはじめるようになる。
ニューヨークでの個展を皮切りに、パリのカルティエ現代美術財団での実験的なアートパフォーマンスやデュッセルドルフのNRWフォーラムといった美術館やアートギャラリーでの作品発表を積みはじめる。
時を同じくして椎木は、花や植物のみが有する自然界特有の色彩や生命力、神秘性を鋭く切り取っては、刻々と朽ちゆき、姿かたちを変容させていってしまう生命のありようを写真に留める活動に傾倒していく。

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