Mikiya Takimoto Works 1998-2023
- 定価:
- 9,900円(本体9,000円)
- 著者:
- 瀧本幹也
- アートディレクション:
- 矢後直規
- 判型:
- B5変
- 総頁:
- 596頁
- 製本:
- 上製
- ISBN:
- 978-4-86152-927-6 C0072
[Mikiya Takimoto Works 1998-2023]の関連情報
【青幻舎】第66回全国カタログ展 受賞
【メディア掲載・記事まとめ】Mikiya Takimoto Works 1998-2023
瀧本幹也・山内悠 出展「WONDER Mt.FUJI 富士山 ~自然の驚異と感動を未来へ繋ぐ~」
2024.6.1-7.21 | 東京都写真美術館
「丹下健三と隈研吾展 東京大会の建築家たち」
2024.5.2-6.29 | パリ日本文化会館(フランス)
『Mikiya Takimoto Works 1998-2023』 刊行記念トークイベント 瀧本幹也×正親篤
2024.4.6 | 青山ブックセンター本店
【トークイベント&サイン会】
写真家・瀧本幹也×アートディレクター・矢後直規
『Mikiya Takimoto Works 1998-2023』発刊記念
2024.3.30 | 銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE
[Chinese follows Japanese.]
広告写真をはじめ、コマーシャルフィルム、作品制作活動、映画など幅広い分野の撮影を手がけ、さまざまな表現ジャンルをクロスオーバーさせながら、その独自の表現を深化させ続けている写真家 瀧本幹也。
本書はその多岐に渡る活動の中でもクライアントワークにフォーカスし、写真家としてキャリアをスタートさせた1998年から2023年までの25年に及ぶ広告の仕事を1冊にまとめた、瀧本にとって初めての仕事集です。
本書は広告写真とコマーシャルフィルムの2部構成となっています。
前半の広告写真パートでは、独立後まもなく手がけた「東京シティ競馬 トゥインクルレディー賞」や初期の代表作「としまえんプール」、「龍馬伝」「真田丸」「青天を衝け」などの大河ドラマのメインビジュアル、ファンならずとも記憶に残っている「HOME」「SUPERMARKET FANTASY」をはじめとしたMr.ChildrenのCDアルバムイメージ、『そして父になる』『海街diary』などの是枝裕和監督作品のポスタービジュアルや、数々の海外の広告賞で高い評価を得た「世界卓球」、様々なアートディレクターとの協業が楽しめるラフォーレ原宿の広告ビジュアルの数々、もはや広告の枠を超えたスケールで撮影が行われた「TOYOTA 5大陸走破」の一連のビジュアル、2023年撮影の「ポカリスエット 2023」など、バラエティに富んだ約120作を収録。
続くコマーシャルフィルムパートでは、2010年から続いている「サッポロ生ビール 黒ラベル 大人エレベーター」やコマーシャルの枠を超えて愛される「ダイワハウス ここで、一緒に」シリーズ、クールな映像と笑いのギャップが楽しめる「Sansan 面識アリ」、今や伝説といっても過言ではない、YMOの3人が出演した「キリンラガービール タイムスリップ篇」、いずれも短編映画のような仕上がりの「マクドナルド」の連作、コロナ禍において鮮烈な印象を残した「サントリー 天然水」を含む約70のコマーシャルフィルム作品を収録しています。特に是枝監督から映画撮影を任された経験を経たことで表現に深みを増した近作は必見といえます。
また、スペシャルコンテンツとして、お互いの独立当初から仕事を重ねている盟友ともいえる存在である、アートディレクターの佐野研二郎との対談「写真とデザインの理想的な関係」を収録しました。
掲載作品のセレクトは瀧本自ら行い、これまでに手がけてきた膨大な仕事の中からほんの1割程度に厳選したものの、それでも結果的には総頁数約600ページというボリュームになりました。
時代がめまぐるしく変化し、あらゆるデバイスの中で「広告」が氾濫する現在。
「広告」がノイズ扱いされ、スキップされることが当たり前になりつつある今だからこそ、1枚の写真、15秒の映像が持つ力を信じ、広告の可能性を追求し続ける瀧本の表現は価値を増しているといえるでしょう。
常に変化を求めながら深化を続ける、唯一無二の「広告芸術」とも呼ぶべき瀧本幹也の世界観を堪能できる1冊です。
●『Mikiya Takimoto Works 1998-2023』プリント付限定特装版
本書の発売を記念して、写真集にオリジナルプリントが付いて、特製BOXに入った特装版を部数限定で発売します。
詳細情報は下記ページにて順次更新します。
https://www.seigensha.com/books/978-4-86152-927-6_sp/
瀧本幹也(たきもと・みきや)
写真家。1974年愛知県生まれ。94年より藤井保氏に師事。
98年に写真家として独立し瀧本幹也写真事務所を設立。
広告写真やCM映像をはじめ国内外での作品発表や出版など幅広く活動を続ける。
写真と映像で培った豊富な経験と表現者としての視点を評価され、是枝裕和監督から映画撮影を任された『そして父になる』『海街diary』『三度目の殺人』では、独自の映像世界をつくり出している。
代表作に、ドイツの造形学校バウハウスを構成的にとらえた『BAUHAUS DESSAU ∴ MIKIYA TAKIMOTO』(2005)、世界7大陸を巡り観光地の非日常性に集まる人々を撮影した『SIGHTSEEING』(2007)、『LOUIS VUITTON FOREST』(2011)、地球の原風景「LAND」と文明の象徴としての宇宙開発「SPACE」の相対するシリーズをまとめた『LAND SPACE』(2013)のほか、『Le Corbusier』(2017)、『CROSSOVER』(2018)などがある。
自2000年以来,在广告史上具有压倒性的存在,能体验到泷本干也世界观的1册
摄影师泷本干也在广告摄影、商业短片电影、作品制作、电影等广泛领域从事拍摄,通过跨越并融合各种表现形式,不断深化其独特的表现力。
在他的广泛工作中,本书的重点放在了他的商业拍摄作品,这也是他的第一本广告作品集,涵盖了从1998年(他开始摄影师生涯)到2023年的25年。
本书分为两部分:广告摄影和商业电影短片。
前半部分是广告摄影,包括他独立后不久参与拍摄的《东京市赛马闪耀女神奖》、他早期的代表作《丰岛游乐场泳池》、《龙马传》、《真田丸》和《势冲青天》等大河历史剧的主视觉;以及即使不是他的粉丝也会过目不忘的《HOME》和《SUPERMARKET FANTASY》等孩子先生乐队(Mr.Children)的专辑视觉、是枝裕和执导的电影(《如父如子》和《海街日记》)的宣传海报、在众多国外广告奖上获得高评价的《世界乒乓球》,以及与不同美术指导跨界合作的 Laforet 原宿的众多视觉作品、以超越广告拍摄规模的《丰田五大洲行走》的一系列视觉作品、2023年拍摄的《宝矿力水特2023》等,收录了涉及各行各业种类繁多的约120幅作品。
其次是商业电影短片部分,包括从2010年开始拍摄的《札幌生啤酒黑标 成年人电梯》、超越广告拍摄并备受喜爱的《大和House 一起在这里》系列、在酷炫视觉和搞笑之间具有反差但又能被欣赏的《Sansan 一面之缘》,以及如今被视为传说的由YMO的3位出演的《麒麟拉格啤酒 时光穿越》。所以作品犹如短片电影般的《麦当劳》系列,包括以及在新冠疫情期间给人留下深刻印象的《三得利天然水》,收录了70余篇商业短片作品,尤其是受了是枝导演委托完成了电影拍摄之后,增添的更深层次的表现力是不可错过的看点。
另外,作为特别内容还收录了与艺术总监佐野研二郎的对谈《摄影与设计的理想关系》,彼此自独立以来多次合作,可所谓是盟友般的存在的。
书中所收录的作品皆由泷本本人亲自挑选,虽然他从迄今为止的大量作品中精挑细选了仅其中的10%,但总页数仍达到约600页的量。
时代瞬息万变,各种设备中出现的“广告”泛滥至今。
正因为我们现在理所当然地把广告当作噪音,跳过广告,所以泷本相信一张照片或15秒视频的力量,不断追求广告的可能性,其表达的价值也会不断提升。
这是一本可以欣赏到泷本干也世界观的书,他在不断追求变化的同时,也在不断深化自己的作品,堪称独一无二的 “广告艺术”。
泷本干也
摄影师,1974年出生于爱知县,1994年起师从藤井保。
1998年成为独立摄影师,并成立了泷本干也摄影事务所。
他一直广泛的从事于广告摄影和商业影像工作,在日本国内外进行作品发布及出版等工作。
他在摄影和影像方面的丰富经验,以及作为表现者对表现力的见解受到了高度评价,是枝裕和导演委托他拍摄的《如父如子》、《海街日记》和《第三度嫌疑人》中,创造了一个独特的视觉世界。