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写真(国内・海外)

LAND SPACE 瀧本幹也
Land Space  Mikiya Takimoto

This extraordinary collection consists of two series of photographs that have been Mikiya Takimoto’s lifework: Space, a collection of portraits of the new space shuttle which were taken during numerous visits to NASA’s Kennedy Space Center, and Land, in which he has documented the ancient tranquility of the living Earth.
The laws of life and the universe, expressed through the interplay of the two completely different series of images.

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瀧本幹也がライフワークとして撮影した2つのシリーズから成る本作。
ケネディ宇宙センターを数度にわたって訪ね撮影した、
新しいスペースシャトルのポートレート「SPACE」と、
太古から続く静謐な地球の営みを収めた「LAND」。
対極な2つのリシーズが交わり語る、宇宙と生命の法則。

寄稿:平野啓一郎
デザイン:服部一成

著者プロフィール
1974年、愛知県生まれ。広告写真を中心に活動。
主な受賞歴にNY ADC賞、東京ADC賞、カンヌ広告祭入賞など。
著書に「SIGHTSEEING」「LOUIS VUITTON FOREST」他。
初の映画撮影監督作品となった「そして父になる」(監督・是枝裕和、主演・福山雅治)が2013年秋に公開予定。

Land Space
Mikiya Takimoto

□ format : 407×303×12mm
□ binding : Hardcover
□ page : 80 pages

Special online price:
6,000 yen (JPY)
Price with shipping included as follows:

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LAND SPACE
瀧本幹也

□ 判型:A3
□ 総頁:80頁(掲載写真数40点)
□ 上製
□ ISBN 978-4-86152-392-2 C0072

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※書籍とは別送となります。ポスターのご指定頂けませんので予めご了承下さい。
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定価:6,000円+消費税
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書 評

「LAND SPACE」瀧本幹也―花椿9月号掲載

『LAND SPACE』の写真が掲載されました。

ライフワークとしてこれまで取り組んできた、宇宙と地球がテーマの写真集『LAND SPACE』(青幻舎)が発売中。

「LAND SPACE」瀧本幹也―日経新聞(夕刊)7/16掲載

見た人が深読みする作品に

 木村拓哉さんが出演する「トヨタカローラ」の広告や宇多田ヒカルさんのCDジャ ケットなど数多くの広告・商業写真を手掛けてきた。科学技術の枠であるスペース シャトルに肉薄した写真と、太古から変わらない大地の姿を写した写真を1冊にまと めた作品集「LAND SPACE」(青幻舎)を刊行した。「対極にあるものを組み合わせる ことで、見た人に深読みしてもらえる写真集にしたかった」と話す。

 米航空宇宙局(NASA)の許可を得て、厳重な規制の下で撮影した。無人カメラ5台 を使い、水蒸気の中から顔を出す打ち上げ直後のシャトルを印象的に捉えた。「煙が 巻き上がる向きにあえて機材を設置して狙った構図。報道写真とは全く違う視点の作 品になった」

 見る人の目を引くスタイリッシュな画面作りは広告仕込み。だが広告写真と自作に 本質的な差はないという。「メッセージがあって、見た人の心が動く写真が良い写真 だと思っている。それは広告も自分の作品も変わらない。格好いいとかアイデアがい いとかいうだけではなく、〝読後感〟のある写真を撮っていきたい。今の時代に何を 伝えるか、という問題意識を大事にしている」

「LAND SPACE」瀧本幹也―共同通信社より全国に配信
(秋田魁新報7月21日、山梨日日新聞・四国新聞7月28日掲載)

 ライフワークの二つのシリーズから成る。アイスランドの大地やハワイの火山など と向き合った風景写真「LAND」と、米フロリダ州のケネディ宇宙センターで撮った 「SPACE」だ。

 原初の地球を想像させる地球の写真群は、空を構図に入れていないために他の惑星 にも見え、最先端の宇宙科学技術の画像と不思議に響き合う。発射寸前のスペースシャトルを至近距離で撮った一枚も。急きょ発射中止になり、立ち入り禁止区域に据えていた自動カメラを回収する奇跡的な好機を捉えたという。

「LAND SPACE」瀧本幹也―朝日新聞7月7日掲載

 「ランドスケープ」ならぬ「ランド スペース」。いささか奇妙にも響く書名通 り、この写真集は「ランド(土地)」と「スペース(宇宙)」からなっている。

 まず後者のスペースの部分を担うのが、スペースシャトルの写真群だ。感動的とも いえる発射の瞬間などもあるが、多くはシャトルに肉薄し、いや肉薄しすぎて、何を 撮っているのかすぐには分からなくなりかけている。説明や意味が剥奪されていると いってもいい。大きさの尺度もない。

 かわりに浮上するのが、純粋な造形やそのパターンだ。結果として、例えば船体を 覆う耐熱タイルの繰り返しが、土木構築物や棚田の写真のように見え、その構造美に 見入ることになる。

 こうして目が、いわば地表面的な造形になじんだあたりで、世界各地の地面をとら えた「ランド」の部分が始まる。こちらもスケールの手がかりに欠け、溶岩が造った らしきモコモコとした地形の造形性や、コケや雪に覆われた大地の肌理に目が行く。

 その後は、シャトルと大地の写真が交錯してゆく。主に広告写真で活動していると いう写真家は今回、意味や効果を求められがちな領域から、できるだけ遠くで仕事を しようとしたのだろうか。

 やがてシャトルは先っぽと、とんがった岩の形、噴射口と火口、発射時の煙と噴煙 の、形や質感の類似性に気づく。ますます意味が拡散し、視覚が鈍化してゆく快楽を 味わう。ランドとスペースが近づいてゆく。ふと、両者のはざまの空間で生きている のが、人間だと気づくことになる。

大西若人(本社編集委員)

「LAND SPACE」瀧本幹也―GOETHE8月号掲載

 文明の極致と地球原始の風景。
 対極の混在と共鳴

 文明の極致ともいえるスペースシャトルなど、冒頭はNASAで撮影した写真が並ぶ。 ところがしばらくするとアイスランドの大地、トルコのカッパドキアなど、太古から 変わらない地球の風景が現れる。この両者を長年撮り続けている瀧本幹也氏は当初、 これらを組み合わせるつもりはなかったという。

 「LANDとSPACEは対極にあるもの。SPACEは文明。LANDは太古から変わらない地球の 風景……なのですが、対極ながらそれらがしだいに似て見えてきたのです。大河と耐 熱タイル、南極大陸とスペースシャトルなど、関連づけを意識して撮り足していきま した」

  (中略)

 「撮影をしていると、自分はこの地球に生きかされている感覚になります。この星 に住まわせてもらっている気持ちを持てた、大切な経験になりました」

「LAND SPACE」瀧本幹也―PHat PHOTO7-8月号掲載

 瀧本幹也がはじめてアメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターを訪れたのは2009年。
少年時代の憧れもあって作品を撮ろうと決めたが、制作の為の4回の訪問は、想定外の連続だったという。

 思いどおりに行かない撮影に歯がゆい思いをしたが、各国のプレスが「報道」として写真を撮るなか、中判や大判カメラを設置して「作品」を撮る瀧本の姿は大変目立った。訪問するたびにプレス担当者にプリントを見てもらい、熱意が伝わって特別に撮影許可をもらえることもあったという。そうして出来上がったシリーズが「SPACE」だ。写真集『LAND SPACE』はアイスランドやトルコなど地球の原初を思い起こさせる大地の断片を切りとったシリーズ「LAND」と組み合わさり、スケール感が増している。めくるたびに見知らぬ惑星へと誘ってくれるこの写真集は、瀧本の執念が引き寄せた偶然と好機の結果でもある。

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